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2017年09月03日更新

淋病治療、完治までの道のりと耐性菌の脅威

淋病治療では原因菌の淋菌に効果のある抗生物質を使います。しかし、治療薬に対して耐性のある淋菌が増えているため性病の中でも淋病は完治がやっかいな病気です。特に自己判断で治療をやめるとさらに強い耐性菌が生まれることもあり注意が必要です。

淋病治療では原因菌の淋菌に効果のある抗生物質を使います。しかし、治療薬に対して耐性のある淋菌が増えているため性病の中でも淋病は完治がやっかいな病気です。特に自己判断で治療をやめるとさらに強い耐性菌が生まれることもあり注意が必要です。

淋病治療は完治と診断されるまで

淋病は、淋菌に感染することによって発症する性病です。 そのため淋病治療では、淋菌に対して効果のある抗生物質を使用します。

以前は飲み薬による治療もありましたが、最近は筋肉注射や静脈注射、静脈点滴による治療が行われています。 お薬を口から飲むよりも血液中の薬剤の濃度が短時間で高まるため、淋病の治療に適しているのです。

ただし、単に一定量のお薬を投与すれば完治というわけではありません。 注射をして1カ月程度が経過した段階で淋菌の確認検査を行い、淋菌の消失と症状の消失が確認できてはじめて「完治」と診断されるのです。

耐性菌が増えて治療が難しくなっている

お薬の投与を行った後に確認検査、流れで完治させる淋病ですが、淋菌には耐性菌が生まれやすいという非常にやっかいな特徴があります。 つまり、これまで効いていたお薬が効かない菌が生まれやすいということです。

一度の治療でしっかり退治しないと残った淋菌から淋病が再発し、さらに耐性の強い淋菌が生まれ以前使っていたお薬が使えなくなってしまうのです。 その分、治療は困難になり完治までの期間も長くなってしまうことがあります。

現在、治療薬として使われているセフトリアキソンやスペクチノマイシンの筋肉注射やセフォジジムの静脈注射・静脈点滴は淋菌に対して効果的と言われていますが、これらの薬剤への耐性菌が出てきているという報告もあります。 そのため淋病に感染した場合は医師の指示に従い、完治するまで根気強く治療を続けることが大切です。

性行為は淋病を完治させてから

そんな淋病の治療中には、いくつか気をつけなければならないことがあります。

中でも特に気をつけたいのが、完治するまでは性行為をしないということ。 というのも淋病は、完治しない限りお薬を飲んでいたとしても体内には淋菌が存在しています。 そのため治療中に性行為をすると、パートナーに淋病をうつしてしまうことがあるのです。

淋病はオーラルセックスでも感染するので、完治するまではオーラルセックスも含めあらゆる性行為を控えるようにしてください。

また、淋病の感染が発覚した場合は、その段階でパートナーにも検査を受けてもらうようにしてください。 淋病の感染率(淋病感染者とのコンドームなしでの1回のセックスでの感染率)は約30%と非常に高いです。 お互い検査を受けてパートナー間でのピンポン感染を防ぐためにも、2人とも淋病が完治するまでは性行為を控えなければなりません。

このように淋病は抗生物質を使って治療しますが、途中でやめたりするとさらなる耐性菌が生まれ完治が難しくなることもある厄介な病気です。 完治させるまでは治療に専念して、確実に治すようにしてくださいね。

出典:あなたのオンライン婦人科 Rucora[ルコラ]


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この記事を書いたライター

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