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女性ホルモンと付き合う、40代からの美肌スキンケア

誰もが避けることができない肌の老化。閉経などによってホルモンバランスが大きく変化する40代は、それまで感じなかった体の変化を、ひしひしと感じ始める年代ではないでしょうか?今回は、ハッピーに歳を重ねていくための、40代からのスキンケアをご紹介します!

<目次>

インナーケアが必須!40代スキンケアの真実

40代を迎えた家族・友人は皆、口を揃えて、「一年中カサカサしている」「鏡を見る度にシワが増えているような…」と言っています。
なぜ20代、30代には感じることのなかった肌悩みが起きるのでしょうか?
それは、私たちが気づかないうちに、体の中で大きな変化が起こっているからなのです。

では、いったいどんな変化が起こっているのか見ていきましょう。

女性ホルモンの変化が直撃!40代の肌事情

「25歳はお肌の曲がり角」筆者が20代のころ、よく人生の先輩方から言われた言葉ですが、実は、曲がり角はひとつではなかったのです。
私たち女性は、女性ホルモンが大きく変化する40代に、「第二のお肌の曲がり角」を迎えるのです。

美肌のカギを握る女性ホルモン、エストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌は、25歳前後にピークを迎え、その後しばらく横ばい状態が続きます。

そのため、一般的に40代中盤くらいまで月経周期は安定し、お肌にとってもプチ安定期が訪れます。

日本産科婦人科学会の発表によると、日本人女性の閉経年齢の平均は50.5歳ですが、早期閉経(43歳以下で閉経するケース)もあり、女性ホルモンがお肌に影響する時期には、個人差があります。

エストロゲンと美肌の関連性を紐解くキーワードは「セラミド」です。
うるおい成分としてお馴染みのセラミドは、皮膚の角質層に存在します(※1)。月経後から排卵前に分泌量が増えるエストロゲンは、セラミドを増やす作用があります。

肌の保湿力を高め、乾燥肌を改善するため、セラミド生成に関係するエストロゲンは、「美肌ホルモン」とも呼ばれているのです。

また、もうひとつの女性ホルモン、プロゲステロン(黄体ホルモン)には、皮脂分泌を促進するはたらきがあります。
過剰な皮脂は毛穴トラブルの原因になりますが、適正な皮脂はお肌にとって必要なものです。

ところが、40代中盤以降、女性ホルモンの分泌が急激に低下します。

それは、主に卵巣の中にある原始卵胞(卵子の元)の数が減少するからです。
女性ホルモンは、卵胞が成熟する過程で分泌されるため、卵胞が減少すると、卵巣からの女性ホルモンの分泌も低下するのです。
卵胞のストックがなくなり、排卵が止まることを閉経と言い、閉経の前後5年ほどの期間を更年期と呼びます。期間や体の変化には個人差がありますが、更年期は女性ホルモンの低下による、さまざまな肌トラブルが起きる可能性があるのです。
このような変化は誰にでも起こることで、いかにうまく付き合っていくかがポイントです。

とはいえ、変化の程度に個人差があるように、対処法の効果も個人差が大きいのです。
医師の処方による、プラセンタや漢方は、副作用が少なく取り入れやすい、と言われています。 

(※1) 皮膚は外側から「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層構造になっている。さらに表皮は「角質層」、「顆粒層」、「有棘層」「基底層」の4つの層からなる。皮膚の最表面に位置する角質層は、セラミドを主成分とする細胞間脂質よって角質細胞同士がつながっており、このセラミドが肌の水分を保ち、角質層のバリア機能を有効にしている。

1-2. 40代から増える肌悩みはコレ

お肌のうるおいが失われることで起こるトラブルは、乾燥肌だけではなく、シミ、シワ、たるみ、毛穴の開きなど、挙げていくとキリがありません。
以前、女性ファッション誌で行われた、美容意識に関する調査によると、40代女性のお肌の悩みはこのようになっていました。

1位 たるみ
2位 シミ
3位 シワ
4位 くすみ
5位 毛穴

5位から順に見ていきましょう。

 

20代肌荒れの悩みでは常にトップ3!? 40代女性 肌悩みランキング第5位「毛穴」

毛穴が広がる原因は、皮脂の過剰分泌、肌の乾燥、加齢による肌のたるみなどが考えられます。
特に、40代は肌の水分量が減り、また新陳代謝が下がるとターンオーバーが乱れ、乾燥が進みます。
乾燥肌は肌のキメを粗くさせ、毛穴が目立つ原因になります。

 

正しいスキンケアでくすみは防げる!40代女性 肌悩みランキング第4位「くすみ」

くすみは、老化した角質が肌に蓄積することで起こります。
老化角質にはメラニンが含まれるため、肌のトーンを暗く見せてしまうのです。
定期的なピーリングや、丁寧なクレンジングで古い角質を取り除くことが有効な対策です。

また、血行不良もくすみの原因に。
血流が滞ると、顔の皮膚細胞にも栄養が届かず、ターンオーバーも乱れがちになります。

お手軽に体を温めるにはゆずジンジャーシロップがオススメです。

 

温活にも効果あり! 漬けるだけのゆずジンジャーシロップ – 美肌ラボ

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インナーケアこそシワ対策の要!40代女性 肌悩みランキング第3位「シワ」

ピンと張ったお肌は真皮層のコラーゲンやエラスチンのはたらきによるもの。
加齢とともにコラーゲンやエラスチンは減少・変性するため、肌の張りも失われシワが目立つようになります。

また、紫外線は真皮層まで到達し、コラーゲンやエラスチンを破壊するため、一年中抜かりなく紫外線対策をしましょう。

加えて、シワ対策では、インナーケアも欠かせません!スキンケアアイテムに含まれるコラーゲンは、肌の真皮層までは到達できないため、体内でのコラーゲン生成を高めることが、シワ対策には必要なのです。

繊維芽細胞がコラーゲンを合成するときに必要な成分、ビタミンCを、食事やサプリメントで摂取しましょう。

 

紫外線対策がシミ攻略のカギ! 40代女性 肌悩みランキング第2位「シミ」

シミのいちばんの原因は紫外線です。
紫外線の影響でメラニン色素が増えることでシミができます。一度できるとなかなか消えないため、一にも二にもUVクリームなどでの紫外線対策を。

用途に合わせてUVクリームを使い分けて、肌への負担は少なく、でも、きちんと紫外線対策をしていきましょう。効果的なUVクリーム選びのヒントはコチラ。

 

どう選べばいい?日常・レジャーで使える日焼け止め6選 – 美肌ラボ

ジリジリと照りつける太陽の光を感じられる夏。開放的な気分になる季節ですが、ご存じの通り紫外線は肌のハリ、シミ、シワの大敵。日焼けをしっかり防ぐもの、刺激の少ない肌に優しいもの、身体の中からブロックする飲む日焼け止め。用途に合わせたUVケアをご紹介します。

 

40代女性 肌悩みランキング第1位「たるみ」

40代のお悩み、堂々の第1位、たるみは、真皮層のコラーゲンやエラスチンの減少・変性によって起こります。
お肌の弾力を決定づけるコラーゲンの生成には、女性ホルモンが影響しているため、女性ホルモンが減少する40代以降に起こりやすい症状なのです。
また、顔の筋肉の衰えも、たるみの原因になります。顔筋トレーニング、顔ヨガなどで、表情筋を意識的に動かしましょう。

肌トラブル対策だけじゃ足りない、インナーケアが40代から必須な理由

お肌に弾力を与え、保湿力・保水力を高めるために欠かせない成分が、加齢により減少することは前の「女性ホルモンの変化が直撃!40代の肌事情」でみてきました。

とはいえ、最近は高機能なアイテムが手軽に手に入るので、自分で肌対策ができるようになってきました。

しかし残念ながら、外側からのお手入れだけでは、40代の肌変化には対応しきれません。

なぜなら、内側からのケアと外側からのケアはニコイチ。
インナーケアに気を配ってこそ、ヒアルロン酸パックも、セラミド美容液も、最大限効果を発揮できるのです。
インナーケアと聞くと構えてしまいますが、特別なことは必要ありません。要は生活習慣を見直せば良いのです。
インナーケアで最も期待できることは、新陳代謝を活性化させるということです。

ただ、長年の習慣を改善するのは簡単なことではありません。
悪い習慣を断ち切るのも、良い習慣を根付かせるのも、60日かかると言われています。

40代だけでなく、50代、60代、さらにもっと先もハツラツとした人生を楽しみたいのなら、まずは2カ月を目標に続けましょう。
2カ月経つ頃には、インナーケアは新しい習慣になっているはずです。

後ほど、ぜひ実践したいインナーケアを、運動、睡眠、食生活の3つのポイントに分けて、具体的にご紹介します。

40代は本気のエイジングケアがキーワード

効かないものは必要なし!40代の化粧品選びは成分と効能に注目

40代になってから、今まで使っていたスキンケアアイテムがなんとなく合わなく感じてきた。
そんな経験をされた方は多いのではないでしょうか。
それは、40代のお肌が求める成分と、基礎化粧品の成分がマッチしていない可能性があります。
これからの基礎化粧品選びで注目したい、成分、効能、お手入れ方法について、具体的にみてみましょう。
まず何より取り入れたいのは、うるおい力のある成分です。
「アンチエイジング化粧品」と銘打ってある商品のほとんどすべてに、お肌の保水・保湿機能を高める成分が入っています。
女性ホルモンの減少は、ターンオーバーを乱れさせるだけでなく、肌の弾力の源であるコラーゲンや、保水の役割を持つヒアルロン酸を作る能力も衰えさせるからです。
肌が乾燥すると、紫外線などの外的な刺激に弱くなり、肌悩みを発生させる原因にもなります。
基礎化粧品によく使われる、保湿効果のある成分はコチラ。

セラミド

皮膚のもっとも外側、表皮の角質層に存在する角質細胞間脂質のこと。
角質層は角質細胞がレンガを積み上げたような構造をしており、外からの刺激を防いだり、内側の水分を閉じ込めたり、というはたらきをします。

角質細胞がずれて隙間ができないように、細胞同士をくっつける役割をするのがセラミドです。
セラミドが不足すると、角質層がガタガタになり、紫外線によるダメージがおきやすく、また、隙間からは水分が逃げていってしまいます。

さらに、加齢により肌で生成できる量は減ってきますので、外から補ってあげる必要があります。

セラミドは脂質の一種ですが、水によく溶ける親水性の性質があります。そのため、化粧水にも含まれていますが、成分含有量は、圧倒的に美容液やクリームの方が高く、効果を最大限にするには、美容液やクリームで取り入れるのが賢い選択です。

合成と天然由来のセラミドがありますが、化粧品には合成セラミドが使われることが多いです。
オススメは、酵母から人間のセラミド構造に近づけて合成した、ヒト型セラミドの一種で、セラミド2が入っているものです。

なぜなら、セラミド2は、人間の皮膚にいちばん多く存在するセラミドだからです。
セラミド2が入っていて、さらに他のヒト型セラミドである、セラミド1、セラミドNP、セラミドAPなど、複数のセラミドが含まれる化粧品を選びましょう。私たちの皮膚には、細かく分類すると300種類以上のセラミドが存在すると言われていて、それぞれのセラミドは異なる働きをします。

そのため、一種類だけよりも複数のセラミドが含まれるアイテムの方が、より効果を発揮するのです。

また、濃度が高い製品を選びたいところですが、成分の配合率は企業秘密にしているメーカーが多く、具体的な数字を知ることは難しいでしょう。

ただし、成分表示は含有量が多い順に記載されますので、初めの方に表示されている製品を選ぶのも手です。

 

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸は、アミノ酸と糖分が何重にも重なってできている成分です。
お肌はもちろん、目、おへそ、関節などにも存在しています。
粘っこい特性があり、赤ちゃんのプルプルお肌の秘密は、このヒアルロン酸にあります。
皮膚においては真皮層の細胞間にあり、水分の保持やクッションの役割を担っています。
その高い保湿力で、乾燥肌が原因となる、目元・口元の小ジワ、毛穴、くすみなどを改善する効果があります。

水溶性の成分ですので、化粧水やサラっとしたテクスチャーの美容液で取り入れるのがオススメです。

成分表示に「ヒアルロン酸ナトリウム」「アセチル化ヒアルロン酸」「加水分解ヒアルロン酸」などと書かれています。一般的なヒアルロン酸は、比較的安価に生成できることから、値段が高いから良い、とは一概にはいえません。

また、たった1%のヒアルロン酸で化粧水がゼリー状になりますので、含有量が高い=効果がある、というわけでもありません。
信頼でき、相談窓口があるメーカーの製品を選びましょう。

 

コラーゲン

今や知らない人はいないと言っていいくらい有名なのがコラーゲン。
世の中にコラーゲン入りの製品はあふれていますが、誤った情報もたくさん流れていますので、正しい情報をもとにアイテム選びやお手入れを行っていきましょう。

まず、コラーゲンとは皮膚の真皮層にあり、三つ編みのような3重の螺旋構造になっています。
プルプルとしたものをイメージする方が多いのですが、実際は、強靭な線維で肌の弾力を支えているのです。

そして、私たちのコラーゲン量は0歳がピークで、以降だんだんと下がっていきます。

0歳を100%とすると、40代では40%以下にもなります。ここまでがコラーゲンの基礎知識。

お手入れ前に知っておいていただきたいことは、「コラーゲン入りの基礎化粧品を使うと、真皮のコラーゲンが増える」のは、誤解だということです。

そもそも、体の中で生成されるコラーゲンと、化粧品成分のコラーゲンは別物です。

また、一般的なコラーゲン分子は大きいため、コラーゲン入りの基礎化粧品を使っても、真皮層まで到達しません。

では、なぜコラーゲンはあらゆる化粧品に使われるのでしょうか?

それは、化粧品に配合されたコラーゲンは、角質層で水分を保持するためです。
つまり、お肌の保湿を担っているのです。

その保湿効果で乾燥肌を改善し、結果としてバリア機能を改善し、ターンオーバーの正常化が期待できるのです。
 

その他、エイジングケア化粧品によく使われている成分はコチラ。

ビタミンC誘導体

水溶性ビタミンC誘導体は、エイジングケア化粧水や美白化粧水によく配合される成分です。
ビタミンCは空気に触れると壊れてしまうため、肌の中に入ってからビタミンCに変化するビタミンC誘導体に加工されています。

抗酸化作用、コラーゲン生成を促し、肌の弾力を復活させる、メラニン生成を抑制し、シミができるのを防ぐ、などの効果があります。

 

レチノール

エイジングケア化粧品には、パルミチン酸レチノールや酢酸レチノールなどの「ビタミンA誘導体」として配合されています。
ターンオーバーを促して、皮膚細胞の生まれ変わりをサポートします。その結果、メラニン色素を排出し、くすみやシミを目立たなくする効果があります。
 
 

プラセンタエキス

哺乳類である馬、豚、羊の胎盤から抽出したものを化粧品成分に加工したもの。
もともと胎盤は、胎児の生命維持や成長をサポートする器官のため、胎盤から抽出したプラセンタエキスには、さまざまな栄養素や成長因子が含まれています。
バリア機能やターンオーバーの正常化による保湿力アップ、美白効果、抗酸化作用が期待できます。

40代の美肌を作るスキンケアとは??

クレンジング

メイクを落とすことが目的のクレンジングですが、メイクの落とし残しや、強すぎる洗浄力などは、お肌の負担になり、乾燥肌や肌荒れを引き起こします。
クレンジングを選ぶ時のポイントは、保湿力があること、そして摩擦が少ないもの、の2点です。

クリームタイプ、ミルクタイプは洗浄力はやや弱いですが、適度な皮脂とうるおいは残したまま汚れだけを落としてくれるというメリットがあります。

逆に、オイルタイプやリキッドタイプは洗浄力が強く、40代向きではありません。
シートタイプのクレンジングは、摩擦が肌への負担となりますので、菲薄化する40代にはNGです。

 

洗顔

洗顔は、お肌についた皮脂や汗、古い角質、外気から付着した汚れなどを落として、清潔に保つことが目的です。
お肌が清潔でなければ、高価なエイジング化粧品を使っても美肌にはなれません。
洗顔で大切なことは、よく泡立てでやさしく洗うこと。

40代のお肌向きなのは、シンプルで良質な固形石鹸タイプです。
美容成分が入ったものやオーガニックのものを、肌タイプに合わせて選びましょう。

 

洗顔方法・手順はコチラ

①ぬるま湯で軽く洗顔
②皮脂が最も多いTゾーンから、泡を転がすように
③Tゾーンの次は、頬、顎、額と、顔の中心から外へ
④目元・口元はやさしく、短時間で
⑤32度~35度程度のぬるま湯ですすぐ
⑥吸湿性の高い、ソフトな素材のタオルで軽く押すように水分をとる

しっかりメイクやUVクリームなどを使用した場合はクレンジング+洗顔が必要な場合がありますが、敏感肌やインナードライ肌の方は、できるだけダブル洗顔は避けることが賢明です。

 

化粧水選びのコツ

抗酸化、エイジングケア効果を重視して、保湿は美容液やクリームでケアするのが賢い選択です。

とはいえ、化粧水の種類は数えきれないほどありますから、コレ!という1本を見つけるのは至難の業です。

ただし、ポイントを抑えることで、自分に合った化粧水が見つかる可能性が高まります。
具体的には

・アルコールは乾燥肌の原因となるので、アルコールフリーの化粧水を選ぶ
・先ほど触れたようなエイジングケア化粧品成分配合のエイジングケア化粧水を選ぶ
・合成香料・着色料は避ける
・刺激が強い成分であるPGやDPGは避ける
・石油系界面活性剤は避ける

成分表示に、ヒアルロン酸、コラーゲン、アミノ酸、プロテオグリカン、セラミド、スクワラン、シアバター、ナールスゲン、ネオダーミル、ビタミンC誘導体、ビタミンA誘導体などの成分が書かれているものを選ぶとエイジングケアに有効です。

 

乳液・クリーム選びのコツ

化粧水で肌に水分を与え、美容液で保水し、仕上げに水分を逃がさないように、乳液やクリームの油膜でふたをします。
つまり、乳液とクリームはどちらも「水分の蒸発を防ぐこと」が目的です。

役割はほぼ同じですので両方を同時に使う必要はありません。
両社の違いは、油溶性成分の含有率です。

乳液は一般的に15%程度ですが、クリームは30%程度、多いもので50%の油溶性分を含有しています。

女性ホルモンが減少する40代では、うるおい成分も皮脂も減り、乾燥が進むため、保湿対策がより重要になってきます。

今まで乳液を使っていて、朝起きた時の乾燥が気になる場合は、クリームに切り替えてみましょう。

また、エイジング肌への刺激・摩擦は大きなマイナスです。乳液やクリームでマッサージするのはNG。
薬指の腹でなじませた後は、こすり合わせた両手で顔全体を覆い、浸透力を高めましょう。

アイテムを選ぶ際のポイントは保湿力ですが、抗酸化やコラーゲン、エラスチンをサポートできる、エイジングケア化粧品成分の入った製品を選ぶと良いでしょう。

水分の蒸発を防ぐだけでなく、保水もしたい場合にはセラミド配合のものが効果的です。

 

美容液選びのコツ

美容液は、有効成分を高濃度に配合した、スペシャルケアのための基礎化粧品です。

化粧水+乳液or 保湿クリーム、という基本のステップの間に加え、保湿、美白、エイジングケアを行うこが目的です。

40代からの美容液で、オススメしたい保湿成分はヒアルロン酸、エラスチン、コラーゲン、スクワラン(※2)です。

また、最近の美容液にはプロテオグリカンが含まれるものをあります。
プロテオグリカンはかつて、生成が難しく高価な成分でしたが、研究開発が進み、手が届くお値段になりました。
ヒアルロン酸に匹敵、あるいはそれ以上の保湿力があると言われる注目成分で、コラーゲンやヒアルロン酸を増やす効果も実験で証明されています。

また、悩み別に有効成分の配合が異なる美容液を揃えて、朝は紫外線ダメージを防ぐために抗酸化作用のある美容液を、夜は睡眠中にターンオーバーを促進させる成分配合の美容液を、と使い分けるのもオススメです。(※2)

哺乳類や植物、深海ザメから抽出した、スクワレンという成分に、水素を添加して安定させたものがスクワラン。高い潤滑性が特徴で、化粧品や軟膏などの薬にも使用される。
 
 

ファンデーション選びのコツ

40代から増える肌悩みはコレ のランキングで見た通り、40代女性の肌悩み1位は「たるみ」です。

皮膚がたるむと、毛穴もタテに伸びて、いわゆる「たるみ毛穴」の状態に。
毛穴を目立ちにくくする根本対策は、失った肌のハリを復活させることにありますが、いつものメイクにひと手間加えるだけで、たるみ毛穴をカバーできます。

まず、メイク前に乾燥対策のスキンケアを行いましょう。乾燥は化粧ノリが悪くなるだけでなく、真皮のコラーゲンにダメージを与えるので、肌の弾力が失われ、毛穴も目立ちやすくなってしまいます。

次に、化粧下地を使いましょう。保湿力の高いファンデーションを使っていても、肌のキメがバラバラだと、凹凸を隠そうとして、ついつい厚塗りになります。毛穴に影を作らないように、無色か肌よりも1トーン以上明るい下地を選びましょう。

40代のファンデーション選びは「保湿力」と「密着度」がキーワードです。

そこでオススメなのがクリームファンデーションです。
密着度が高いため、薄付きでも毛穴、シミ、シワなど、40代が気になるポイントをカバーできます。

さらに、セラミドやコラーゲン、ヒアルロン酸といった保湿成分が配合されたファンデーションを選べば、メイクしながらの保湿ができちゃいます。
厚塗りにならないコツは「伸ばして、埋める」です。

肌トラブルのないお肌の場合、中心から外側に向かって、一定方向に均一に伸ばすようにファンデーションをのせます。

しかし、たるみ毛穴が気になる肌は、伸ばすだけでは毛穴は埋まらず、むしろ毛穴に影ができることで、より強調されてしまいます。

そのため、薄く伸ばした後に、指の腹を使って、いろいろな方向から毛穴を埋めるようにファンデーションをのせましょう。

その際、ファンデーションを追加せず、気になる毛穴周辺のファンデーションを、上から押さえるようにするのがポイントです。

スキンケアにプラスする40代の美肌インナーケア(運動と睡眠)

40代からは、日々のスキンケアと肌トラブル対策だけでなく、インナーケアの重要性が増してきます。即効性があるものは少ないですが、美肌の土台作りとして続けていきましょう。

ここでは無理なくできる方法を、運動、睡眠、食生活に分けてご紹介します。
 

運動

大切なことは、軽めの有酸素運動を続ける、ということです。
有酸素運動は、深い呼吸とともに行い、体内の脂肪を燃やしてエネルギーとして使う運動のことで、血流アップ、新陳代謝アップの効果があります。

ウォーキング、ジョギング、ヨガ、太極拳、ピラティスなどがオススメです。
運動してすぐは、血中の糖が燃焼され、糖がなくなると、次に脂肪燃焼されエネルギー源になります。
そのため20分以上の運動が望ましいと言われています。

ただし、高負荷の有酸素運動では、体に取り込んだ酸素をすべて使いきれずに、活性酸素になってしまいます。
活性酸素は細胞を酸化させ、体を錆びさせる恐れがあるため、やり過ぎはNG。

また、屋外での運動は紫外線対策も入念に。
理想は毎日取り入れたいですが、週3日、1回あたり30分、など初めのうちは、ハードルを低めに設定することが継続のカギ。

気や紫外線を気にせずに、しかも無理なく続けられる室内運動がオススメです。

睡眠

美肌は夜作られる、は本当です。
肌のターンオーバーを促すホルモンは、夜寝ている間に分泌されます。
肌の角質細胞が生まれ変わる周期(ターンオーバー)は、一般的には約28日といわれていますが、実は年齢を重ねるごとに周期が伸びるのです。

なんと、40代では約50日になるというデータもあります。

そもそも周期が長くなってる状態での夜更かしは、さらなるターンオーバーの乱れを誘発します。
特に眠り始めから3時間後くらいが、もっとも成長ホルモンの分泌が活発になるので、食事は寝る2時間前までに済ませ、深い眠りにつく準備を。

年をとるとともに、夜中に何度も目が覚めて熟睡できない、という悩みが増えてきます。
それは、睡眠リズムが変化することで、深い眠りであるノンレム睡眠の時間が、短くなるために起こります。

なぜ、このような変化が起こるのかというと、加齢により、眠りを導くホルモン「メラトニン」が減少するからです。
そういえば、筆者の母も、40代の頃「休みの日ぐらいゆっくり寝てたいけど、目が覚めちゃうのよね」と嘆いていました。
しかし、40代からでも睡眠の質をあげることはできます。

まず、メラトニンの分泌を高めるため、生活習慣を改善しましょう。
メラトニンの分泌には照明の明るさが影響するため、午後9時から午後10時くらいで、お部屋の明かりを間接照明に切り替えると良いでしょう。

またメラトニン生成の素となるセロトニンを増やすことも有効です。
セロトニンは人間の脳や腸内で生成される物質で、脳内のセロトニンは夜になるとメラトニンに生まれ変わります。セロトニンは、朝に太陽の光を浴びると活性化します。

他にも、サプリメントで摂取する方法もあります。
近年、熟睡感をもたらす成分として、メラトニン以外では「グリシン」というアミノ酸も注目されています。
魚介類や豆類にも含まれる成分すが、寝る直前に摂取するのが効果的なため、食事でとることは難しいのです。

そのため、サプリメントでグリシンを取り入れてみてはいかがでしょうか?

スキンケアにプラスする40代の美肌インナーケア(食生活)

新陳代謝を助け、抗酸化作用、血行促進効果のある、インナーケア成分を豊富に含む食べ物を積極的に摂取しましょう。インナーケア成分は以下の6群に分けられます。
 
 

ビタミンB群(B1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸など)

玄米、レバー、バナナ、かつお、ぶり、さば、卵、小松菜、ほうれん草などに含まれています。

代表格の玄米!

 

ビタミンA

ほうれん草、にんじん、かぼちゃ、だいこん、にら、うなぎ、いくらなどに含まれています。

定番のほうれん草

 

ビタミンC

パプリカ、レモン、いちご、ピーマン、キウイフルーツ、ブロッコリー、柿などに含まれています。

レモン、体にいいですよね

 

ビタミンE

ナッツ類、アボガド、ぶり、唐辛子、タラコ、などに含まれています。

ナッツ類は欠かさずに

 

パントテン酸カルシウム

レバー、干し椎茸、鶏ささみ、うなぎ、卵の黄身、納豆などに含まれています。

季節もありますが、うなぎ、いいですよね

 

L-システイン

卵、豚肉(赤身)、鶏肉、鮭、大豆、はちみつ、にんにくなどに含まれています。

お肉いろいろ

 

米、小麦粉などの炭水化物は摂取カロリーの50%程度に抑え、野菜と植物性タンパク質の摂取を意識しましょう。一汁三菜を基本とする、日本の昔からの食事法は、インナーケアに最適な食事方法といえますね。

失敗から学ぶスキンケア対策!40代の体験リサーチ

反省しても遅い!40代のスキンケア失敗集

40代のスキンケアの失敗は、取り戻せないダメージになることも。間違ったスキンケアで後悔するその前に、先人の失敗から学びましょう。
 

・友人の海外旅行土産の化粧水で肌荒れ

海外化粧品には注意を!

 

海外旅行が趣味の友人は、年に2回は海外へ。
流行にも敏感な彼女のお土産は、いつもオシャレで楽しみにしていたんです。5年くらい前だったかな。

そのとき貰ったお土産は、現地で人気だというコスメ。
もともと肌が弱いタイプの私は、普段はお土産のコスメは使わないのですが、現地の有名百貨店でも取り扱ってるんだよ。という言葉で、警戒心が緩んでしまった。ボトルのデザインがシックでかっこよくて、ちょっと期待しちゃいました。
まさかあんな悲劇が起きるなんて、想像してなかったから。ローションを手に取ると、もったりとしたテクスチャーで、両手で顔を覆うようにつけると、割と浸透するし、お肌がふっくらするような気がしたの。
でも数分後、頬のあたりがピリピリとしてて。慌てて洗い流したけど、時すでに遅し。鏡を覗くと、頬、まぶたが赤くなってて(泣)翌日も、赤みもヒリヒリ感もひかなくて。
結局、その後5日くらいメイクもできなかったなぁ。40を越えて、もう化粧品の失敗はしない、と思ってたけど甘かったなぁ、って激しく後悔。やっぱり、使い慣れた信頼できる化粧品がベストなのね。
(兵庫県在住 50歳女性)
 
 

・サプリメントの過剰摂取で肌荒れ&体調不良

当時は担当していたプロジェクトが佳境を迎え、睡眠時間も短く、食事はコンビニ食や外食が中心でした。
不健康な生活という自覚はあったので、せめて足りない栄養素を補おうとサプリメントを飲み始めました。
複数のビタミンが入っている、いわゆるマルチビタミンのサプリメントと、乾燥にはビタミンEがよいと聞いたので、ビタミンEだけのサプリメントの2種類を取っていました。

しばらくすると、フェイスラインを中心にニキビができました。
「不摂生だからなぁ。まぁサプリ飲んでるし、そのうち治るでしょ」と、特に気にとめませんでした。

しかし、1週間経っても、2週間経っても改善せず。気になってつい触っちゃうし、首回りにさわりそうで、お気に入りのニットも切れなくなってしまいました。そこで、美容マニアの同僚に相談したところ、脂の取り過ぎじゃない?と言われてハッとしましたよ。
調べてみたら、ビタミンEは過剰摂取すると肌荒れの副作用がある、と。
まさにコレだ!と思い、サプリメントの摂取をストップ。そると、徐々に赤ニキビが消えました。何事もやり過ぎはよくないな、と実感しました。
(福岡県在住 44歳女性)
 

・肌断食でカピカピお肌

40代になってお肌が変わってしまって、どの化粧品がいいのかわからず、いろいろと面倒くさくなってしまったんです。
そこで、スキンケアは洗顔だけ。お肌本来の力を取り戻そうと、ウキウキとしながら肌断食を始めたんです。
メイクも洗顔だけで落ちる軽いものに変えました。始めて1週間、テレビを見ながら笑っときに口角や、頬が切れそうなつっぱりを感じました。

今思えばここでやめればよかったですが、きっとよくなる前の離脱症状みたいなもの、と思って、そのまま続けたところ、乾燥がどんどん進んでメイクは乗らないし、時間が経つと粉をふいていました。
肌断食を2週間くらい続けた頃、お風呂上りに鏡を見たとき、なんだったら、ひじの方が潤っているんじゃないか?と思うほど、カッサカサになっていて、肌断食を止めました。

その後、元のスキンケアに戻しましたが、乾燥はなかなかよくならず、最終的に皮膚科のお世話になりました。面倒くさくて始めたことなのに、結果、いちばん面倒なことになってしまったなと深く反省しました。
(東京都在住 44歳女性)
 
 

・40代から保湿をケチるとカッサカサ

化粧品を切らして、買いに行かなきゃなぁと思っていたのですが、娘がもう使わない、といって洗面所に置いたままの、化粧水と乳液の存在を思い出しました。
ついついもったいないスピリットが前に出てしまって。
「これ、使い切ってから買えばいっか」と思ったのが間違いでした。その夜お風呂上りに化粧水をつけたのですが、さらっとしすぎて物足りないな、という感じでした。
翌朝起きてまばたきすると、パリパリと音がするような気がしました。
量が足りなかったかなと思い、翌日は化粧水も乳液も、2度づけ、3度づけとしましたが、その翌朝も乾燥肌は変わらず。

数日後には乾燥して口元、目元がつっぱるような感じ。
つけても、つけてもすぐに乾くし、心なしかシワが深くなったような。
すぐにいつもの化粧品を買いに行き、事なきを得ました。

10代の娘用のさっぱりタイプの化粧品では、40代の自分のお肌がうるおわないことなんて、冷静に考えたら当たり前のことですが…。保湿をケチると痛い目見るんですねぇ。
(宮城県在住 47歳女性)
 
 

・コスパ最悪!レーザー美容体験

若い頃テニスに夢中で、一年中日焼けしていたので、相当量の紫外線を浴びたんだと思います。
シミやくすみは30代から気になっていたのですが、40代になってさらに気になるようになりました。
ある日電車の中で、近くの駅に美容クリニックがオープンする、という広告を見かけました。
前からレーザー治療に興味があったので、まずはカウンセリングを受けました。
聞けば数回レーザーを当てれば、シミが消えるということで、1回1万5千円程度なら十分価値があると思いました。
施術は短時間で終わり、帽子とサングラスで、すれ違う人に二度見されながらも、紫外線を完全シャットアウトして帰りました。

すると数日後、レーザーを当てた箇所が濃くなっているような。気のせいかと思いましたが、家族も前より濃くなっている、と言うのです。調べてみると、私のような経験をした人は他にもいることがわかりました。

皮膚科で処方された塗り薬を塗りながら、あのとき一度立ち止まってリスクも考えていたらな、と思いました。
その後もシミは消えず、半年ほど定期的に皮膚科に通い、ようやく気にならないくらいまで薄くなりました。
短期間で治療できると思ったのですが、その後にかけたお金と時間を考えると、非常にコスパの悪い買い物になってしまいました。
(神奈川県在住 51歳女性)

40代からの美肌スキンケアまとめ

人生80年時代を生きるわたしたち女性にとって、40代はまだ折り返し地点。
次の40年も健やかに人生を楽しむために、お肌を含め、身体のケアが大切です。
どんなに優秀なスキンケアアイテムを使っても、時間もお金もたっぷりかけてプロのケアを受けても、土台となる身体が健康でなければ効果は半減。

まずは、生活習慣を見直し、食事法、運動、睡眠のどれかひとつからでもインナーケアを始めてみてはいかがでしょうか?

 

出典:美肌ラボ


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この記事を書いたライター

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