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2018年11月19日更新

不妊治療と倫理~夫に調べさせることの大切さ【ひとみしょうの男ってじつは・・・】

不妊治療

不妊治療を始めようと思えば、女性はネットなどで不妊治療について熱心に調べると思います。旦那さんは……自分で調べないで、奥さんが言うことを「うん、うん」と聞くだけという人もいます。

そういう旦那さんであっても、子どもができるのを渇望していたりするのだから、なんかおかしい。新しい命の誕生を渇望するくらいなら、みずから情報を仕入れるくらいのことはしないと!

というようなことを、不妊治療をテーマとした小説『鈴虫』を書きながら思ったのだけれど、「夫が調べないとどうなるのか」というのが、これまたすごいのです。

夫が不妊治療についてみずから調べないとどうなるのかといえば

夫が不妊治療についてみずから調べないと(=勉強しないと)どうなるのかといえば、奥さんが婦人科医に言われたことを真に受けるようになります。正しい情報のみならず、お医者さんが「言外に匂わせた」不安も焦りもすべて真に受けるようになります。

奥さんに時間があり、かつ勉強熱心であれば、セカンドオピニオン、サードオピニオンの意見も聞きに行き(いくつかのクリニックに行き)、わりとフェアな情報を得ることができて、みずからの治療に道筋をつけることができます。

 

がしかし、セカンドオピニオンにしたいクリニックが遠かったり、行っているクリニックのドクターが「ゴッドハンド」だったりすれば、どうしても1つのクリニックでひとりの先生の言うことを素直に聞くしかなくなる、ということになりますよね。

不妊治療に限らず、どのような治療であっても、現在ではセカンドオピニオンを持ちましょうと言われているので、1つのクリニックから得た情報だけで治療をするのは、言うまでもなく、みずからリスクを高めることになりますよね。

お医者さんによっては「おれだけを信用しろ」と言う人もいるのかもしれないけど、でも一般論としては、セカンドオピニオンって大事じゃないかなと思います。

不妊治療の倫理

不妊治療

これはある哲学科の教授から聞いた話なのだけれど、医学部で倫理学の授業をしても、学生は全員寝ているか内職(国家試験の勉強)をしているのだそうです。それがイヤで、その先生は定年を機に医学部で教えるのを辞めたそうです(看護学部では教えている。授業を熱心に聞いてくれるから)。

倫理学って、「人とはなにか?」とか「愛とは?」とか「命とは?」というようなことについて、よく考えることです。その教授が知る限り、そういうことに、お医者さんの卵たちは皆目興味がないということなのでしょう。

 

不妊治療に関して、婦人科医は、おそらく医学的にまちがったことを言わないはずです。タイミング療法でいけそうなら、それをすすめるでしょうし、それでは無理そうなら人工授精を試みるなど、医学的に正しいことをわたしたちにすすめてくるはずです。

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この記事を書いたライター

〜文筆家〜webに恋愛コラムを6000記事以上(ギネス級!)寄稿したweb恋愛コラムの第一人者。獲得PVもたぶんギネス級。コラムの受賞歴多数(小学館『Menjoy!』編集部より)。著書数冊(すべて電子書籍)。哲学者キルケゴールの「不安」や「寂しさ」を20〜30代女性に向けて極限までわかりやすくかみ砕いた「恋愛と人生」の指南書、『自分を愛する方法』を2020年8月中旬発売 FB Twitter
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