皆さんは、認知症の両親が息子のことを忘れてしまった経験はありますか?
今回は、自分のことを忘れてしまった義母に言った、「息子の大人な発言」についてのお話を紹介します。
認知症の義母との暮らし
息子のフジは、母のソラと義母のワサビと一緒に暮らしています。
ワサビは認知症で、最近の出来事を忘れることも多くなってきています。
今日は夕飯を食べたことを忘れてしまいました。
「夕飯はまだ?」とソラに怒るワサビを見て、フジはさっき一緒に夕飯を食べたことをワサビに伝えたのです。
ソラの息子フジ
息子が話しかけると、ワサビは「どちらさま?」と声をかけます。
ワサビは、認知症で孫のことも忘れてしまっていたのです。
それでも息子は丁寧に、「あなたの孫のフジです」と答えるのでした。
息子の優しい対応が心に染みる
認知症は進行するにつれ、身近にいた人のことも忘れてしまいますよね。
自分のことを忘れてしまっていると分かっても、優しく対応するフジの行動が心に染みる話でした。
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(Grapps編集部)(チャンネル/モナ・リザの戯言)
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