父親は子どもにとって尊敬する存在であることが多いですが、なかには父親の見てはいけない部分を見てしまったという人もいると思います。
そこで今回は「父親の裏切り行為を目の当たりにしたときの話」を紹介します。
釣りに連れていってくれる父親
私の父は、休日になるとよく釣りに連れて行ってくれました。
母はあまり外出が好きではないタイプだったので、いつも父と妹と私の3人で出掛けることが多かったのです。
しかしいつも疑問に思っていることが。
父は釣りをした帰りの車の中で、毎回のように誰かと電話していたのです。
「今日はそんなに釣れなかった!」「たくさん釣れた!」など、たわいのない話なのですが、父はとても楽しそうでした。
一方で、その電話からかすかに聞こえてくる声は、女性の声だったということが、子どもながらに引っかかっていたのです。
父と母がよく喧嘩するように
それから2年ほどが経った頃、父と母はよく喧嘩をするようになりました。
そして喧嘩をすると、母は父の愚痴を私に言ってきます。
「お父さんのメール、ハートマークついたやつ届いてた」「出張中、10万渡したのに別でカードも使ってる!」というように、それは父の浮気を疑う内容でした。
そんなとき私は母から「心当たりはない?」と聞かれました。
そして罪悪感を感じながらも、「お父さん、いつも女の人と電話してたよ」と母に伝えたのです。
結局、あの女性は浮気相手だったことが発覚。
それでさらに父と母は喧嘩するようになってしまいました。
(女性/主婦)
子どもとしてはショック
父親の裏切り行為を見てしまえば、子どもとしては大きなショックを受けると思います。
せめて父親が子どもにバレないようにしてくれていれば、少しはショックも浅く済んだかもしれませんね。
家族の裏切り行為を見てしまったときは、早めに他の家族に相談したほうがいいかもしれませんね。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。