皆さんは、身の毛もよだつ恐ろしい体験をしたことはありますか?
今回は「マンションでありえないものを見た話」を紹介します。
古いマンション
主人公は、古いマンションに家族で住んでいる小学生です。
ある日の夕暮れ、同じマンションに住む幼なじみと部屋で遊んでいた主人公。
楽しくオセロをしていると、オセロの駒が1つなくなってしまいました。
2人で探していると「カチャン」という音がして…。
なんとオセロ盤の上になくしたはずの駒が置かれていたのです。
怖くなった主人公たちは何もなかったことにして解散することに。
翌日、幼なじみは学校を休みました。
その日、主人公が幼なじみの家を訪ねると、幼なじみは暗い顔で話し始めます。
昨日の帰宅途中に、電気メーターを計測する扉の前を通ったという幼なじみ。
すると電気メーターのところに…。
赤い女の子が…
「赤い女の子がいたの」と言いました。
女の子は電気メーターの扉の中にいたと言うのです。
それを見た幼なじみはなぜか、あのときオセロで遊んでいたのはこの女の子だと確信したと言いました。
するとそのとき、幼なじみの声ではない「もらいたかったの」と言う声が聞こえてきたのです。
その後、幼なじみはしばらく熱を出して学校を休むことに。
お見舞いに行った主人公は、たびたび電気メーターの扉の中に女の子を見るようになったのでした。
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(Grapps編集部)