皆さんは、どん底を味わったことはありますか?
今回は「廃業寸前の定食屋」にまつわる物語を紹介します。
※この物語はフィクションです。
イラスト:進撃のミカ
定食屋が火事
両親から受け継いだ定食屋の経営をしている主人公。
しかし経営状況は思わしくなく、廃業寸前まで追い込まれていました。
そんなある日、主人公が店の居住スペースで寝ているとと「ジリリリリ」と店中に警報器の音が鳴り響きます。
主人公が仕込みの火を消し忘れていたため、火事になってしまったのです。
「し、消火器!」と慌てて消火した主人公。
幸い被害はそれほど大きくありませんでした。
この一件で周囲から冷たい目で見られるようになった主人公は、もう店はたたもうと諦めます。
ボヤ騒ぎ後に営業を再開した日のこと…。
営業再開
主人公は店の外が騒がしいことに気づきました。
外を見ると、大行列ができていたのです。
以前、店にやってきたワケありの親子に無償で食事を提供したことがあった主人公。
その親子が主人公への恩返しだと言って、店にたくさんの客を連れてきてくれたのです。
その後、主人公の料理がおいしいとの噂が広まり、店は繁盛したのでした。
廃業寸前から人気の定食屋へ
廃業寸前のなか、ボヤ騒ぎが起きてしまい、店を畳もうとしていた主人公。
以前助けた親子のおかげで、店を立て直すことができたのでした。
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(Grapps編集部)