廃業寸前の定食屋に”ボロボロの親子”が来店…母親「余りものでいいので…」ご馳走すると⇒主人公「なんだこの行列!?」母親「恩返しに来ました!」

皆さんは、困っている人がいたら助けることができますか?
今回は「廃業寸前の定食屋に起こった奇跡」を紹介します。

※この物語はフィクションです。


イラスト:進撃のミカ

親子がボロボロな理由は…

廃業寸前の定食屋を経営している主人公。
ある日、主人公の店にボロボロの格好をした親子がやってきました。

主人公に「余りものでいいので、この子になにか食べさせてくれませんか?」と頼んできた母親。
主人公はなにやら事情がありそうな親子に、定食をふるまいました。

そして泣きながら定食を食べる親子に、ボロボロの格好をしている理由を聞きます。
すると母親は、夫と離婚後に勤め先が倒産し、路頭に迷ってしまったと話したのです。

それを聞いた主人公は親子を店に住まわせようと決意。
さらに両親と喧嘩別れしているという母親に、仲直りして助けを求めるよう勧めました。

そんなある日、親子は突然姿を消してしまいます。
主人公が親子の不在に寂しさを感じつつ、店を開こうとすると…。

店の前に行列が!


出典:進撃のミカ
「なんだこの行列は…!」と言う主人公に、母親は「恩返しをしにきましたよ!」と言いました。
なんと母親は主人公の言葉通り、実家に帰って両親と仲直りしていたのです。

そのうえ父と父の会社の従業員たちを、客として引き連れてきてくれて…。
主人公はたくさんの来客を前に、店の立て直しを誓ったのでした。

恩返しは店の繁盛

主人公の言葉を素直に受け止め、両親のもとに帰った母親。
そんな母親の恩返しに救われた主人公のエピソードでした。

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(Grapps編集部)

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