高熱で寝込む妻に…夫「ゼリーどっちがいい?」妻「ミカンがいい!」しかし数時間後⇒信じがたい“夫の仕打ち”に妻が唖然!?

体調が優れないとき、最も身近な存在であるはずの夫からの配慮に欠ける言動は、深く心を傷つけるきっかけになります。
悪気がないとわかっていても、その無神経さに悲しみや孤独を感じてしまうものです。

ささいなすれ違いでも、心に残る痛みとなることがあります。

この記事では、妻の体調不良をきっかけに夫婦の間で起こった、ある心のすれ違いを描いた体験談を通して、夫婦間の思いやりを育むためのヒントを紹介します。

ワクチンの副作用で寝込む妻

先日、私は感染症のワクチンを接種してきました。
案の定、数時間後から発熱や頭痛、倦怠感といった副反応に見舞われ、ダウンしてしまいました。

普段、体調を崩すことが滅多にないため、久しぶりの高熱はかなり辛いものです。
夕方、寝室で横になっていると、夫がやってきて「ゼリーだと、ミカンとぶどう、どっちがいいかな?」と声をかけてくれました。
私の体調を気遣ってゼリーを買ってきてくれるなんて優しいな、と思った私は「ミカンがいい!」と伝え、そのまま寝込んでいました。

そして夜の19時ごろ、少し体調が楽になったのでリビングへ行くと、テーブルの上には空のゼリー容器が。
それを見て私は「夫がゼリーを買ってきてくれた」と思ったので、私もゼリーを食べようと冷蔵庫を開けたんです。

冷蔵庫の中は

しかし、開けてみると冷蔵庫の中は空っぽでした。
そこで近くにいた夫に「私の分は?」と聞くと、夫はきょとんとした顔でこう言いました。

「え?食べるんだったの?買ってきてって言われなかったから、買ってこなかったよ」

なんと夫は、体調が悪い私を気遣ったのではなく、単に自分のためにゼリーを買いに行くついでにどちらの味がいいかを聞いただけだったのです。

病気の妻を前にして、当然のように自分の分だけを買ってくる夫。
「思いやり」という言葉の意味を、深く考えさせられる出来事でした。

最後に

体調不良のときに期待した配慮が得られないと、寂しい気持ちになるものです。
悪気がないとわかっていても、夫婦間の温度差を感じてしまうことは少なくありません。

このようなすれ違いを減らすためには、まず「〇〇してほしい」と具体的に言葉で伝えることが大切です。
また、日頃から「何か買ってくるものはある?」などと声をかけ合う習慣をつけることで、お互いを配慮する意識が自然と育まれていくでしょう。

相手に察してもらうことを期待するだけでなく、思いやりが循環する関係性を築くための、小さな工夫を始めてみてはいかがでしょうか。

※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています

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