3.キレイさっぱり忘れる
はじめのうちはまだ、料理を作っても「彼に食べてもらいたかったな……」なんて少しは思うかもしれません。
ですがもっと喜んでもらえる、新しい彼に食べてもらう方がよっぽどいいのです。
ダイエットに成功した私を見て欲しいと思っても、彼に見せようと思う気持ちになるかもしれません。
でも、痩せてきれいになった自分を見て褒めてくれる人は、他にもたくさん出てくるでしょう。
そうやって「他の人が受け入れてくれていることに気が付いたとき」には、彼のことなんてすっかり忘れてしまっているはず。
彼を視線で追うことも、彼のことを思いだすことも無くなっているのです。
過去のこととして精算できるように
「私が好きな人」というのは、付き合っているときは過大評価してしまうところもあります。
実際に離れてみて、客観的に見てみると彼はそんなにたいしたことがなかった……。
これも、恋愛あるあるですよね。
自分を好きでいてくれて、それだけ気持ちに応えてくれる人のことって、やっぱり自分もそれだけ好きになるもの。
だからこそ、その好きな気持ちを拒絶されるとどうしようもなくつらくなるんですね。
それでもどうにか前を向いて、完全に自分では終わったこととして、彼に怒りをぶつけることで立ち直って成長していくのです。
反抗期と同じで、「もう親がいなくても自分でできる」という気持ちによく似ています。
もしかしたら、男の人には理不尽に映るかもしれません。
でも別れた後の元カノの掌返しなんてのは、じつはこういうことだったりします。
失恋のつらい気持ちは一瞬だと思って、あまり悲観的にならなくても、きっとまた形を変えて受け止めてくれる人は出てきますよ。
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