長年連れ添ってきた夫の様子に違和感を覚えたとき…。
「気のせいかもしれない」と自分の気持ちに蓋をしてしまうことはありませんか。
些細な変化でも積み重なると、不安や疑念は大きくなっていくものです。
それでも、これまで築いてきた関係を思うと、確かめること自体に迷いが生まれることもあるでしょう。
今回は、夫の浮気を察しながらも葛藤した女性の体験談を紹介します。
夫の不審な行動が増えて…

夫と結婚して30年。
一昨年には孫も生まれ、家族に囲まれて穏やかな日々を送っていました。
最初の頃は孫を可愛がっていた夫。
しかし、いつの間にかスマホばかり触るようになり、会話も減っていきました。
それだけでなく、水道代が急に倍に上がり、見覚えのない高価なシャンプーや服が家に増え…。
日中私は外出しているため、夫が家で何をしているのかわかりません。
あまりに不審な出来事が続き、不安がどんどん膨らんでいきました。
定年退職した夫が…女性と連絡を!?

不安を抱えきれず、私は息子に夫の様子がおかしいと相談しました。
息子はすぐに私を心配して、様子を見るために家に来てくれることに。
実際に来てみると、夫が異常なほどスマホに執着する姿に違和感を覚えたようでした。
息子が何気なく近づいて画面を見たところ、夫が女性と親しげにやり取りをしているのを目撃。
その事実を息子に告げられ、頭が真っ白になりました。
今までは、夫が浮気をしているのではないかという疑いだったものが…。
その話を聞いてから、確信に近いものへと変わっていきました。
明らかに動揺して…

翌日、相変わらずスマホばかり見ている夫に対し、思い切って何を見ているのか尋ねました。
夫は「昔の友達と連絡を取っているだけ」と言い張りましたが、とても信じられず「若い女性とやり取りしているんでしょ?」と踏み込んで聞きました。
すると夫は明らかに動揺し「人のスマホを勝手に見るな!」と逆ギレ。
真偽はその時点ではわからなかったのですが…。
たしかに、長年築いてきた夫婦関係が崩れ始めているのを実感したのです。
長年連れ添った夫婦だけど…

その後、家に来ていた息子が何か言いたげにしているのに気づきました。
きっと私を気遣って言い出せずにいたのでしょう。
夫は懸命に働き、私は家事育児の役目を果たしながら…。
30年もの間、仲睦まじく息子を育ててきました。
息子も自立し、家庭を持つようになった今。
息子は自分の知っていることを打ち明けることで、私たち夫婦の30年続いた関係を壊しかねないと思ったのでしょう。
しかし、私は話を聞くことにしました。
長年連れ添ってきた夫の本当の姿を知り、ショックを受けました。
しかしそれでも、30年の信頼を裏切られた傷は修復できそうにありません。
「俺が何十年も働いて稼いだ金を返せ!」と喚く夫に、私は離婚届を突き付けました。
今は1人暮らしになりましたが、自分の時間を大切にしながら充実した毎日を送っています。
熟年夫婦とも呼ばれる年齢になっても、人生の転機はあるのだと気づかされた出来事です。
最後に
浮気の疑いに気づいたときは、感情だけで動かず事実を冷静に整理することが重要です。
証拠を確認せずに問い詰めると不利になる場合もあるため、まずは状況を客観的に把握しましょう。
そのうえで、自分がどうしたいのかを基準に選択することが大切です。
必要であれば第三者の意見を取り入れながら、納得できる形で今後の関係を判断してください。
作画:藤田
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに、個人の特定を避け記事化しています
