家庭内での大人の振る舞いは、思っている以上に子どもの心に影響を与えるものです。
とくに浮気や浪費、きつい言動が続く状況では、子どもが不安や混乱を抱えやすくなると考えられます。
表面上は普段通りに見えても、小さな違和感が積み重なっていることもあるでしょう。
親としてどう向き合うべきか悩む場面は少なくありません。
今回は、夫の問題行動が子どもに及び始めたとき、日常の中でどのような判断と工夫が求められるのかを考えさせられる体験談を紹介します。
息子の不審な動き

掃除をしていると、小2息子がリビングとキッチンをそわそわと行ったり来たりしています。
「さっきからなにしてんだろう」
明らかに様子がおかしいと感じ、私は息子を呼び止めました。
息子の手にはカードが…

呼び止めると、息子は何かを隠すような仕草をしました。
何か後ろめたいことをしているのでは…。
「見せて」
私は息子の手にあるものを見せるよう言いました。
それは私のクレジットカードだったのです。
「ちょっと、これでなにをしようとしてたの!?」
息子は悪いことをしている自覚があったのか、目に涙をためて青ざめています。
ゲームを買いたかった息子

息子は泣きながら告白しました。
「パパが…ゲーム買ってるところを見て…僕もやりたくて…」
「え…?」
夫がスマホゲームに多額の課金をしていることは問題視していました。
しかし、まさかスマホゲームだけじゃなかったなんて…。
しかもそれを息子が真似をしようとしているのは大きな問題です。
2人並べて説教

私は夫が帰宅するのを待ち、2人を並べて1時間ほど説教「我が家は当分ゲーム禁止!」と宣言しました。
父親に倣い、クレジットカードを勝手に使ってゲームを買おうとするなんて…。
子どもは想像以上に親の背中を見ていて、それを「手本」にしているのだと身に染みた出来事でした。
最後に
まず大切なのは、子どもが安心して過ごせる環境を優先する視点です。
すべてを正そうとするより、影響が及ぶ場面を減らす工夫や距離の取り方を整えることが現実的でしょう。
また、子どもには状況に応じてわかりやすく説明し、不安を一人で抱え込ませない配慮が必要です。
相手の言動に振り回されすぎず、守るべき基準をはっきりさせることで、家庭内の負担は少しずつ軽減できるのではないでしょうか。
作画:やるるぎななこ
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに、個人の特定を避け記事化しています
