出産直後の体は見た目以上に回復途中で、無理が積み重なると不調につながりやすい時期です。
それでも、家族の中で役割を求められたり、遠慮から断りにくい状況に置かれたりすることは少なくありません。
特に、義母との関係では気を遣う場面が多く、自分の体調よりも周囲を優先してしまうこともあるでしょう。
しかし、本来守られるべき時期に負担が増えることは、長い目で見ても影響が残る可能性があります。
今回は、産後の回復期にもかかわらず、家事以上の労働を求められた中で対応を考えた体験談を紹介します。
義母が孫に会いにきた

産後、夫が連絡したようで、義母がお見舞いに来てくれました。
「かわいいわね〜!私の孫ちゃん!」
「孫ちゃんではなくゆり子という名前です」
「そうだったわね、ゆり子ちゃーん」
孫の誕生に嬉しそうな様子の義母の姿に、私は少し安心していました。
毎日やってくる義母

退院して1週間が経ちました。
義母は連日やってきて、娘をかわいがってくれています。
それ自体はありがたいことですが、床上げもまだの体で毎日対応し続けることに、じわじわと疲れがたまっていました。
私の両親はすでに他界しており、娘にとって祖父母は義両親だけです。
それだけに、嫌とは言いにくい気持ちもありました。
コキ使う義母

(ゆっくりさせてほしい…)
遠慮のない義母の訪問にため息をついていたときです。
「ねえ、お茶を入れて」
「え…」
「ダラダラしているといつまで経っても回復しないし元の体型に戻らないわよ」
「でもまだ悪露が…」
産後で体調がすぐれないことを伝えようとすると、私の言葉を遮るように義母の声が大きくなりました。
草むしりまでさせられて…!?

「私は2人の子を産んだことがあるのよ!母親初心者なんだから私の言うことを聞きなさい!」
ヒステリックな義母の声が部屋に響き渡ります。
その迫力に私は言葉を飲み込みました。
しかし、さらに義母は続けます。
「あと草むしりしなさいよ。庭が汚いわ」
母親の先輩という建前で、私に命令をし出した義母。
私は義実家との関係性が悪くなるのを心配し、産後の体に鞭を打ちながら、ただ従うしかありませんでした…。
しかし数年後、義母に天罰が!?

数年後も義母の態度は相変わらずでした。
しかしある日、義実家で食事会をしていたのですが、ついに義父に義母の悪事がバレたのです。
義父は「そんなことしてたのか!?」と義母に激怒。
義母は「あ…違うの…」と真っ青になっていました。
その後、義父はきっちり義母を成敗してくれたのでした。
それ以来義母からの嫌がらせはなくなり、平穏な日々を取り戻すことができました。
最後に
まず優先すべきは、体の回復を妨げないことです。
産後は休養が必要な時期であることを前提に、できることと難しいことをはっきりわけて伝える必要があります。
直接言いづらい場合は、配偶者を通して状況を共有する方法も考えられるでしょう。
頼まれたことをすべて引き受けるのではなく、負担が大きい作業は断るか、時期をずらす工夫も現実的です。
相手の期待よりも自分の回復を基準にし、無理のない範囲で関わり方を整えていくことが大切です。
作画:momobuta
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに、個人の特定を避け記事化しています
