家族であっても、お金の問題は関係に大きな影響を与えやすいものです。
とくに義家族との間では、遠慮や気遣いが重なり、本音を出しにくい場面もあるでしょう。
負担が一方に偏る状態が続くと、生活や気持ちに無理が生じる可能性があります。
違和感を覚えながらも、波風を立てないために受け入れてしまうケースも少なくありません。
今回は、義母からの金銭に関する働きかけに悩み、対応を模索した体験談を紹介します。
遺産って…

母が亡くなって葬儀を終えたばかりの私。
そんなときに、義母はアポなしで我が家に上がり込んできました。
「用件は遺産のことよ」と切り出した義母。
私の悲しみなど少しも気にかけてくれる様子はありません。
それどころか「相続する遺産で豪華な家を建てちゃえば」と言ってきたのです。
あまりの無神経さに、悲しみを通り越して寒気がしました。
出張って言ってるのに

仕事で不在がちな夫のことを「外で女を作ってるんじゃない?」と嘲笑う義母。
「離婚するなら相続してからにしなさいよ」とまで言ってきたのです。
その後、義母は無神経なことばかり言って、さっさと帰っていきました。
でも、このときの義母は知らなかったのです。
その言葉が特大のブーメランとなって自分に返ってくることを…。
大事な話

出張から戻った夫は、私の話を聞いて静かに怒っていました。
一緒に義実家に向かい、義母に「大事な話をしに来たんだ」と切り出した夫。
義母はまだ「二世帯住宅の話?」と浮かれていましたが…。
夫の冷徹な一言が場を凍らせます。
「俺がいつ二世帯を建てるなんて言った?」
そう言って、夫は義母に封筒を差し出しました。
直後、義母は「え!?なんで…」と、顔を青ざめさせたのです。
中に入っていたのは、1枚の離婚届。
浮気の証拠が

「なんで…?」と震える義母。
しかし、封筒の中にはまだなにか入っていました。
そこには若い男と腕を組み、満面の笑みを浮かべる義母の写真が…。
実は夫の浮気を疑っていた義母自身が、浮気を繰り返していたのです。
夫や入院中の義父を裏切り、自分だけが贅沢をして遊ぶ。
そんな義母の身勝手な振る舞いが明らかになった瞬間でした。
電話もつながっていて

夫が見せたスマホの向こうからは、入院中の義父の怒声が響いていました。
「見舞いにはろくに来ず、若い男と遊んでいるなんて情けない」
毎日お見舞いに行っていた私の健気さを知ってくれていた義父。
そんな義父にとって、義母の裏切りは許せるものではなかったのです。
「そこにサインをして提出しておけ」
義父からの絶縁宣言に、義母はただ泣き崩れるしかありません。
欲にとらわれた結果、義母に残ったのはすべてを失った孤独だけでした。
最後に
まずは家計の範囲と優先順位を明確にし、それを基準に対応することが現実的です。
夫と事実を共有し、同じ方針で動く体制を整えることが重要といえます。
求めに応じるかどうかは、一定のルールを設けることで負担の偏りを防げるでしょう。
断る際は理由を簡潔に伝え、曖昧な余地を残さないことも有効です。
無理のない範囲を守る姿勢が、長期的な安定につながるのではないでしょうか。
作画:野坂
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに、個人の特定を避け記事化しています
