小学校受験のため…5歳息子に“毎日”勉強させる夫と義両親。しかし⇒「ごめん…ごめんね…」まさかの悲劇を招く!?

家庭の方針を決める際、親世代の考えや夫婦の価値観が強く影響することは多いものです。
よかれと思って選んだ判断でも、子どもの気持ちが後回しになっていることもあります。

周囲の意見を優先するほど、子どもの反応に戸惑いや違和感を覚えることもあるでしょう。
このバランスの崩れは、気づいたときの向き合い方が大切になる問題です。

今回は、子どもの意思を尊重できていない状況に直面し、対応を見直すことになった体験談を紹介します。

夫の意向で息子の小学校受験をすることになるが…

私は専業主婦で、5歳の息子と夫の3人暮らしです。
夫の意向で息子の小学校受験を始め、息子は毎日勉強を続けています。

昨日は数の勉強、今日は言葉の勉強。
毎日いろんな勉強に追われ、息子の涙を見てしまったところでした。

そんなある日、帰宅した夫を出迎えると、そこには…。

義両親も息子の進捗を確認しに


そこに夫が、義両親を連れて帰ってきました。
息子の勉強の進み具合を確認したいとのことです。

息子が泣いていたことは、とても言える雰囲気ではありません。
急なことで夕飯の用意がないことを伝え、帰宅してもらえないかと思っていると…。

帰ってほしい…

「息子の勉強の進捗状況を確認したらすぐに帰る」

そう言われ、引き止めることはできませんでした。
義両親はそのまま、息子の元へ行ってしまいます。

驚く息子に、義父は…

義両親は息子が1人で勉強している姿に「偉い」と声をかけました。
しかし義父は、息子の参考書のページを見つめて表情を険しくします。

厳しい言葉を投げつける

「ワークの進みが遅いな」

ため息まじりにそう言うと、義父の矛先は私に向きます。

「専業主婦で暇なんだからもっと勉強させろ」

息子はそんな中、うつろな表情で黙ってペンを走らせていました。

夏休みに入るとさらに本格的に


夏休みに入ると、本格的な受験対策が始まりました。
リビングには義両親と夫3人が並び、息子の受験勉強につきっきりです。

いつの間にか、息子の顔からは表情が消えていました。

毎日行われる受験対策


ほぼ毎日のように続く受験対策。
大人でも毎日勉強すれば疲れます。

それなのに、まだ5歳の息子がこなしているのです。
私はそばで見守りながら、何かがおかしいと感じ始めていました。

気分転換に話しかけるが…!?


勉強していない時間、息子はぼうっとしていることが増えました。
夕飯が好きな唐揚げだと伝えても「んー…」とだけ返ってきます。

これまでなら「やったー!」と飛んできていたのに…。

好きなことにも興味を示さない


体を動かそうとボール遊びに誘っても、返事はまた「んー…」でした。
このときようやく、私は後悔したのです。

受験への後悔

どうして息子の気持ちを聞かずに、受験させようとしたのでしょう。

かつての息子の笑顔が脳裏に浮かびます。
私は思わず息子の名を呼び、抱きしめました。

「ごめん…ごめんね…もうこんなことは…」

義両親に言い返せず、夫にも言えず…。
その間ずっと息子は1人で耐えていたのです。

私はもう息子を傷つけさせないと、心に誓ったのです。

最後に

まずは、子どもが何を望んでいるのかを丁寧に確認することが重要です。
そのうえで、義両親や配偶者の意見をどこまで反映させるかを整理すると判断しやすくなります。

子どもに関わる場面では子どもの安心や納得を基準に据えることが現実的です。
小さな選択からでも子どもの意思を取り入れていく姿勢が、関係の立て直しにつながるでしょう。

作画:紋

※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに、個人の特定を避け記事化しています

この記事を書いたライター