妊娠や結婚といった大きな節目は、これからの生活に期待が膨らむ時期です。
その一方で、環境や体調の変化も重なり、心の揺れが大きくなりやすい時期でもあります。
そんな中で信頼していた相手の行動に疑問が生じると、迷いが深くなるでしょう。
幸せだと感じていた時間との落差が大きいほど、判断は難しくなると考えられます。
今回は、大切な節目に裏切りが明らかになり、向き合い方を迫られた体験談を紹介します。
産婦人科を受診

結婚式を間近に控えたときのことです。
産婦人科を受診すると、妊娠2ヶ月であることが判明。
医師と看護師も気まずい空気

医師の言葉を聞き、私は真っ青になりました。
診察の後、私の様子がおかしいことに気づいた医師と看護師も気まずそうに目配せしています。
私が震えていたのは、夫との子どもではないことに気づいたからです。
(どうしよう…)
結婚式でサプライズ発表し、はぐらかす作戦に

(絶対に誰にもバレるわけにはいかない…)
そう思った私は、あえて結婚式で盛大にサプライズ発表し…。
細かいことは、はぐらかす作戦に出ることにしました。
結婚式当日…

結婚式当日。
幸せな空気の中、司会者が「新婦からのサプライズメッセージがある」と告げました。
(ついにきた…)
私はマイクを前に、緊張で冷や汗をかきながら口を開きます。
「私…結婚できて本当に幸せ」
「そんな大好きな夫との…子どもを授かりました」
ゲストたちの歓声が上がる中、夫は立ち上がって驚きました。
しかし、結婚式の後…

結婚式の後、2人きりになると、夫は目を輝かせて私に詰め寄りました。
「いつ妊娠がわかったの?」
「今何ヶ月なの?」
「予定日は?性別は?どっちに似てる?」
矢継ぎ早に聞かれ、私は「え…あ…」と答えが出てきません。
夫からの質問攻めに、ぎこちない笑顔の妻

質問攻めされるとは思っておらず、回答を用意していなかったのです。
下手なことを口走るわけにはいかなかったため、笑ってごまかすことしかできませんでした。
笑いながら「まだわからないことも聞いてしまった」と謝る夫。
嘘つかないで教えて

「あ!でも予定日はわかるよね?」
重ねて聞かれ、頭の中でぐるぐると考えが回ります。
「隠さないで教えてくれよ。俺は父親になるんだぞ」
「じゃあ2ヶ月…」
「じゃあってなんだよ。嘘つかないでちゃんと教えて」
夫の目は真剣です。
答えられないの?

夫がイラつき始めているのを感じながら、拳を握りしめました。
「…まさか答えられないの?」
「…4ヶ月…」
追い詰められた私は、思わず本当のことを口にしてしまったのです。
(あ…やっちゃった…!)
本当の週数を言ってしまった

(はぐらかすつもりだったのに…)
(でも夫は妊娠の知識なんて乏しいはず…)
きっと気づかれないと、私は自分に言い聞かせました。
「でも、その月数おかしくない?」

しかし、夫がぽつりと言いました。
「その月数おかしくない?」
「そんなわけ…」
夫の表情が、じわじわと不安そうに変わっていきました。
逆算すると…

「逆算すると、俺が海外出張してたときの子だよな…」
図星の指摘に、私は言葉を詰まらせました。
「だって4ヶ月なんだろ?そのときって俺1ヶ月間あっちにいたんだけど」
夫の冷たい視線に、背筋がゾクりとしました。
妊娠と結婚という幸せな瞬間は、思わぬ形で幕を下ろしつつあったのです。
最後に
まずは体調と生活の安定を最優先にすることが必要です。
そのうえで、何が起きているのか事実を整理し、対話することが判断の軸になります。
相手に伝える際は、具体的にどの行動が問題だったのかを落ち着いて示すことが有効でしょう。
すぐに結論が出せない場合は、距離や関わり方を一時的に調整する方法も考えられます。
無理に形を整えるより、安心して過ごせる状態を守ることが大切です。
作画:でんみねこ
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに、個人の特定を避け記事化しています
