妊娠という出来事は、本来であれば夫婦で喜びをわかち合いたい節目の1つです。
しかし、そこに疑いの目を向けられてしまうと、戸惑いや不安が強まることもあるでしょう。
信頼関係が揺らぐような言動に直面したとき、どう受け止め、どのように対応すべきかは簡単に答えが出るものではありません。
今回は、身近な人からの思いがけない疑念に向き合うことになった体験談を紹介します。
結婚記念日の埋め合わせをしてくれた夫

夫と結婚して数年。
半年前から夫婦で妊活を続けています。
ある日の夜、夫が花束を持って帰ってきました。
「この前の結婚記念日祝えなかったから花束買ってきたよ!
これからレストランに食事でもどう?」
差し出された花束を受け取りながら、胸が温かくなりました。
このタイミングで私は、夫にある報告をしようと決めたのです。
夫にある報告をすることに!

本当は結婚記念日に伝えようと思っていましたが、その日夫は休日出勤でした。
最近の夫の言動にもやもやしていたことから、なかなか言い出せなかったのです。
(でも今なら…!)
「ごはん食べにいく前に発表があります!」
「え?なに?」
実は私…

「実は私…妊娠したの!」
笑顔で告げた瞬間、夫の顔色がサッと変わりました。
「…え?まじ?」
一瞬の間のあと、信じられない言葉が続きました。
「…それって本当に俺の子?」
DNA鑑定してよ


「…は?」
夫の言葉の意味を飲み込むのに時間がかかりました。
「そんな急にできることある?」
「DNA鑑定してよ」
そんな言葉をかけられ、私は背筋が凍りつきました。
妊活してきたのに…

(半年前から妊活もしてきたじゃん…なのに…!)
「なに言ってんの!?そんなわけないじゃん!!」
涙が出そうになりました。
どうしてこんな侮辱を受けなければいけないのでしょうか。
苦笑いの夫に不安

「あー…子どもができたなら、もっと稼いでお金貯めないとな…!」
誤魔化すような笑いとともに、夫は話を逸らしたい様子。
(なんか…夫を見てると嫌な予感がする…)
妊活の末に授かった子どもの報告によって、こんな地獄を味わうとは…。
私の胸の中に夫への不安や疑念がふくらんでいったのでした。
最後に
まず大切なのは、事実と自分の気持ちを落ち着いて伝えることです。
疑いに対して、どこが負担になっているかを具体的に示すことで、関係の土台を見直すきっかけになるかもしれません。
また、安心して過ごせる環境を優先し、距離の取り方や関わり方を調整することも必要です。
相手の不安と自分の尊厳をどう守るかを基準に判断することが求められるでしょう。
作画:yurarin
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに、個人の特定を避け記事化しています
