人の価値を測る物差しは、決して1つではありません。
しかし、過去の悔しさやコンプレックスから、特定の基準でしか他人を評価できなくなることも…。
今回は、学歴に執着し周囲を非難し続けた義母が、孫の純粋な才能に触れることで、ようやく「人間の本当の価値」に気づいた体験談を紹介します。
義母の発言にうんざり…
私の義母は遠方に住んでいます。
しかし、電話や帰省のたびに学歴について責められ、めまいがする思いでした。
親戚が中堅レベルの大学に進学したと聞けば「あんなところ、名前を書けば受かるんでしょう?」と鼻で笑い、近所の子が浪人したと聞けば「地頭が悪いと苦労するわね」と切り捨てる人だったのです。
しかし本人は、義務教育を終えてすぐに働きに出た経歴の持ち主。
自分には手が届かなかった「学歴」を使って他人へ攻撃していたのです。
最も呆れたのは、まだ幼い私たちの子どもに対し…。
「将来は絶対にこの大学(超難関校)に入れないとダメよ」と口出しをしたときです。
私が「本人の得意なことを伸ばせれば」と返すと、義母は「中卒の私が言うんだから間違いない。学歴がない人間がどれだけ惨めな思いをするか、あなたにはわからないのよ!」と怒鳴り散らす始末。
義母が他人の学歴を執拗に非難するのは、自分の学歴コンプレックスを隠したいからでしょう。
義母にとって学歴は人間の価値を決める唯一の基準で、それを手に入れられなかった自分が許せないのかもしれません。
電話越しに放たれた「惨めな思いをさせたくない」という呪いのような言葉。
しかしその結末は、義母が固執した学歴とは無縁の場所にありました。
数年後、我が子は本人が熱望した芸術の道へ進んだのです。
入院中の義母を見舞い、心を込めて描いた似顔絵を手渡すと…。
その真っ直ぐな才能に触れた義母は「学歴」という鎧から解き放たれたのです。
後日、義母から手紙が届きます。
そこには「自慢の孫です。育て方は間違っていなかった」と記されていました。
(40代/女性)
最後に
私たちはつい、偏差値や肩書きといった目に見える情報で人を判断してしまいがちです。
しかし、それがその人の幸福度や豊かさを決めるすべてではないでしょう。
他人の評価軸に振り回されることなく、自分が信じる価値観を大切にしたいものです。
同じような環境で苦しんでいる方は、まずは家族それぞれの「数字では測れない良さ」を見つけて、言葉にして伝えてみることから始めてみてはいかがでしょうか。
たとえば、優しい態度や何かに熱中できる集中力など、長所を肯定し合う習慣を作ってみるのです。
義家族からの強いこだわりに対しても「そうした心配をしてくれるほど、家族を思ってくれているのですね」と一歩引いて受け止めてみてください。
そうすることで、自分たちの信じる道を穏やかに守り抜くことができるでしょう。
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています
※この記事はAI生成された画像を使用しています
