結婚を目前に控えた時期は、期待と同時に不安も大きくなりやすいものです。
それまで知らなかった一面に気づいたり、ふとした言動に違和感を覚えたりすることもあるでしょう。
準備が進んでいるほど迷いを口にしにくいですが、その違和感は軽く扱えないものかもしれません。
これから長く生活をともにする相手だからこそ、目を向けるべき点があるはずです。
今回は、結婚直前に相手の人間性に戸惑いを感じた体験談を紹介します。
もうすぐ結婚する彼と新居を購入♡

大好きな彼との結婚に向けて新居を購入し、今日引っ越してきました。
「そっちの片づけ終わった?」
段ボールが並ぶ中、2人で手分けして荷ほどきを進めています。
胸がときめく新生活の初日に…

別の部屋で段ボールを開けながら、気持ちが自然と弾んでいきます。
落ち着いたら結婚の手続きをして、式を挙げ、車も買って…。
これからの新生活にうきうきしていると、彼の荷物から飛び出た書類が目に留まりました。
「婚姻届」の文字に、彼も結婚を楽しみにしているんだと手に取った私。
知らない名前が書かれた婚姻届

書類を見た瞬間、私は目を疑いました。
婚姻届の妻になる人の欄に、見知らぬ女性の名前が書かれていたのです。
(えぇ!?誰これ!?
どういうこと!?なんでほかの女の名前が書いてあんの!?)
慌てて彼に確認すると

血の気が引いた私は慌てて彼に駆け寄り、婚姻届を見せました。
「なにこれ!?誰!?」
書かれた名前を口にすると、彼は勢いよく振り返りました。
明らかにただごとではない様子です。
ノリで書いた!?

次の瞬間、彼は笑い出しました。
「あ〜それかぁ!ノリで書いたやつだよ!気にすんな!」
(ノリ!?気にすんなぁ!?)
どう考えても怪しい彼の態度に、私は呆然としました。
遊びで書いた婚姻届?

「さすがにふざけすぎでしょ!?
こんなのノリで書いちゃダメでしょ!」
彼はなぜ怒っているのかもわからない様子で私を見つめます。
かわいいとこあるじゃん!

すると彼は、再び笑って見せました。
「もしかして嫉妬?
遊びで書いた婚姻届に嫉妬しちゃって。かわいいとこあるじゃん!」
笑い続ける彼に、問い詰める雰囲気ではなくなっていました。
軽い口調で受け流す姿勢

「提出してないんだからそんなに怒んなよ」
ポンポンと頭を撫で、彼はそれで収めようとしています。
(これって私がおかしいの…?違うよね?)
提出していないから問題ないという話ではないはずです。
いくら遊びやノリでも、普通婚姻届を書くものでしょうか。
納得できないまま、話題を変えられ…

「そんなことよりさっさと荷ほどき終わらせちゃおうぜ」
彼は笑顔のまま、何事もなかったかのように作業に戻りました。
私は婚姻届から目が離せません。
非常識なことを平然と語る彼に対する不信感が拭えないのです。
この先2人で幸せになれるのだろうかと、不安でいっぱいでした。
最後に
違和感を覚えたときは、どの言動が引っかかったのかを整理することが大切です。
そのうえで、考え方や価値観のすり合わせができるかを見極める必要があります。
話し合いの中で納得できる変化が見られるのか、それとも不安が強まるのか。
それによって、選ぶべき道は変わってくるでしょう。
自分が安心して過ごせるかを基準に判断することが、後悔を減らすポイントといえます。
作画:暁谷
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに、個人の特定を避け記事化しています
