家庭の中で不機嫌をぶつけられる状況が続くと、常に相手の顔色をうかがうようになるもの。
威圧的な態度によって空気を悪くされると、安心して過ごせる場所ではなくなってしまう場合も…。
不機嫌だけを向けられる状態が続くと、必要以上に抱え込む人も少なくありません。
こうした空気は、大人だけでなく子どもにも影響しやすいと考えられます。
今回は、家族に不機嫌をぶつける夫との生活に疲弊し、関わり方を見直していった体験談を紹介します。
サッカーの勝敗で機嫌が変わる夫

私は、夫と子ども2人の4人暮らしです。
夫はサッカー観戦が趣味で、贔屓チームの試合結果に一喜一憂する性格でした。
その日も試合に負けたようで、帰宅早々不機嫌な様子でした。
娘が思い切ったように夫に声をかけます。
「今度の週末の音楽発表会に来てほしい」
しかし、夫はギロリと娘を睨みつけます。
「うるせえな…」
娘を怒鳴りつける

「今それどころじゃねえんだよ!!!」
夫の怒鳴り声に、娘の目に涙が浮かびました。
それを見た私は黙っていられません。
限界な妻がブチギレ

「負けたからといって子どもに当たるなって何度も言ってるでしょ!」
「これ以上、子どもたちに…家族に嫌われたいの!?」
そう問いかけると、夫はぽかんとした顔で「嫌われる?」とつぶやきました。
彼は自分の態度が家族に嫌われるものだとわかっていなかったのです。
サッカーファンの仲間を思い出す夫

夫はふと、サッカーファンの仲間のことを思い出します。
彼は突然離婚していたのです。
思うところがある夫

「妻に愛想をつかされた」と寂しそうに話す友人。
夫に対し「理解がある妻で羨ましい」と続けたそうです。
その話を聞きながら、何も言えなかった夫。
離婚を提案する夫!?

すると夫は、信じられない言葉を言い放ちました。
「そんなに言うなら離婚するか?」
私は呆れて言葉が出てきません。
「あんたはどこまで馬鹿なの!?」
思わず声を荒げてしまった私。
妻はさらに激怒して…

夫は「はあ!?」と不機嫌な様子を見せます。
私は怒る夫の服を掴んで引き寄せました。
「趣味のために家族を捨てるなんて馬鹿でしかないでしょ!」
「サッカー観戦したいから離婚した、って言うの?」

「サッカー観戦くらい好きにしたらいいけど…
家族に迷惑をかけるなって言ってんの!!」
私は、続けて責め立てます。
「離婚したければ別にいい
でも、集中してサッカー観戦したいから離婚したって言うの!?」
私の剣幕に、夫の顔色は青ざめていました。
反省しない夫

夫は舌打ちをして私の手を払いのけ、部屋を出ていきました。
私たちの様子を見ていた子どもたちは「俺らが大人になればいいんだって」とつぶやきます。
その後も、夫のフキハラは止まらず、義両親の前でも感情のまま怒鳴る始末。
あまりの事態に、義父から説教を受ける羽目になったのでした。
最後に
不機嫌に振り回され続けないためには、相手の機嫌を整えようとしすぎないことが大切です。
必要以上に謝ったり空気を変えようとしたりすると、不機嫌で周囲を動かす状態が固定化しやすくなる場合があります。
まずは、家庭内で許容しない態度の線引きを共有することが必要です。
また、子どもが萎縮している場合は、安心できる環境を優先して整えましょう。
作画:omoti
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに、個人の特定を避け記事化しています
