結婚後も義実家とのお金の問題が続くと、安心感は少しずつ揺らいでいくものです。
特に、生活費や子どもの将来を考えながら暮らしている時期は、大きな負担になるでしょう。
大切なのは、家庭を守る基準を夫婦で整理することです。
今回は、義母からの金銭要求と離婚を促す発言に直面し、関係の線引きを考えざるを得なくなった体験談を紹介します。
義母ともめる夫

ある日、夫が部屋で電話をしていました。
「お…落ち着いてよ、母さん」
どうやら、義母ともめている様子。
スマホのスピーカーから、義母の怒鳴り声が聞こえてきます。
「無理に決まってるでしょ!?
1ヶ月10万の仕送りなんて…」
それを聞いた私は、胸がひくりとしました。
仕送りの増額をねだる義母

「少なすぎてやってられないわよ!」
義母の怒声に、私は聞き耳を立てます。
夫は少し考えるそぶりを見せてから、あっさりと言いました。
「わかった、来月から15万送るよ」
どうやら義母への仕送り額についてもめているようなのです。
冷たい女だな…

仕送りについて問いただすと…。
夫は私に向かって「冷たい女だな…」と言い捨てました。
「母さんは女手ひとつで俺を育ててくれたんだ
恩返ししてなにが悪いんだよ!?」
夫の必死な形相に、私は思わず言葉を飲み込みます。
そんなことはお構いなしに、後日、義母が家にやってきました。
離婚しちゃえば

どう考えても子どもが生まれた私たちに、仕送りの増額は大きな負担でした。
そこで出産後は10万円に戻す方針を伝えたのですが…。
「困るわ〜、子どもが生まれたら10万に戻すなんて聞いてないわよ〜」
「うん、そうだよね」
夫は義母の言いなりで、自分も後悔していたことを匂わせます。
次の瞬間、義母が放った一言に私の中でなにかがぷつんと切れました。
「もう離婚しちゃえば?」
勘違いしてない?

「母さんがそれでいいならそうしよう。親孝行できてよかったよ」
満足そうな2人を見て、私は大きくため息をつきました。
「なにか勘違いしてませんか?」
私の言葉に、義母はぽかんとこちらを見つめます。
お金にがめつい義母にも義母の言いなりのマザコン夫にも、もううんざりです。
義母は離婚して夫に親権が渡ると勘違いをしていたようですが…。
私が親権を得ると宣言した途端、逆上し始めたのです。
私はその後離婚を承諾し、親権を得ます。
そして無事に、穏やかな生活を手に入れたのでした。
最後に
優先すべきなのは、今の家庭と子どもの生活を安定させることです。
お金の援助を続ける場合でも、金額や頻度を曖昧にしない姿勢が必要になるでしょう。
また、夫婦間で情報や考えを共有せずにいると不信感が積み重なりやすくなります。
義実家との距離感は、負担を増やさない形へ整えることが現実的です。
家庭の安心を守るための線引きを、冷静に作っていくことが大切だといえます。
作画:つるなこ
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに、個人の特定を避け記事化しています
