相手のトラウマや過去の傷に寄り添おうとするのは、自然な愛情の形です。
しかしその善意が、知らぬ間に支配の道具として使われていたとしたら…。
何年もかけて積み上げた献身が、ある日突然まったく別の形で見えてきた体験談です。
手作り料理を強要する夫
夫は結婚当初から「冷凍食品は許さない!手作り料理以外は愛情不足」というマイルールを私に押し付けてきました。
その理由は「幼少期に仕事で忙しい母さんに冷凍食品ばかり食べさせられ、寂しい思いをしたから」というトラウマ。
私はフルタイムで働きながらも、夫の心の傷を癒そうと毎朝4時に起き…。
出汁から取った料理を振る舞う生活を3年も続けました。
仕事の疲れが溜まっていても「母さんは俺を愛していなかった。お前だけは味方でいてくれ」と悲しそうに言われると、無理をして頑張り続けてしまったのです。
しかしある日、偶然会った義母にその話をすると、義母は絶句しました。
「私は一度も手抜きなんてしたことないわ。あの子、凝った料理じゃないと食べないわがままな子だったのよ」と言うのです。
驚いた私は義母と一緒に実家のアルバムや当時の詳細な家計簿、献立ノートを確認すると、そこには愛情たっぷりの豪華な食卓の写真が並んでいました。
夫は単に私を支配して専業主婦のように尽くさせるために、実の親を悪者にして「トラウマ」を捏造していたのです。
その夜、私は義母を自宅に招き、夫の帰宅を待ちました。
夫は食卓に並んだ惣菜(義母と一緒に買ったもの)を見るなり激昂し「嘘だと言ってくれ…俺の過去を知っててこんな手抜きをするのか!俺をバカにしているのか!」と怒鳴ります。
そこへ隠れていた義母が登場し「自分の嘘のために私を悪者にするなんて、恥ずかしい」と泣き崩れました。
嘘がバレた夫は真っ青になりながら目を泳がせていましたが、私はこれまでの献身がすべて支配欲のための道具にされていたのだと確信し、冷めた目で夫を見ることしかできませんでした。
(30代/女性)
最後に
相手の「悲しそうな話」に寄り添う気持ちは、決して間違いではありません。
ただ、その話が本当か、自分だけが無理をし続けていないかを、冷静に確認することも大切です。
・「お前だけが頼りだ」という言葉は、相手を縛る支配の言葉である場合があります。
そう言われるたびに無理をしている自分に気づいたら、一度立ち止まって考えてみましょう。
・相手の話すトラウマや過去に疑問を感じたら、事実を確認することを恐れないでください。
本当であれば確認しても問題ありませんし、事実と異なるなら気づくことが必要です。
・一方的に消耗していると感じたら、信頼できる第三者(家族や友人、カウンセラーなど)に話してみることをおすすめします。
自分では見えにくい関係の歪みを、外からの視点が教えてくれることがあります。
愛情と支配は、受けている側には見分けにくいものです。
「何かがおかしい」という直感を、大切にしてください。
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに、個人の特定を避け記事化しています
※この記事は一部AIを使用し作成しています
