冷蔵庫にしまっておいたはずの食べ物が、翌朝にはきれいに消えていました。
そんな場面に出くわしたとき、怒りよりも先に脱力感が広がってくるものです。
楽しみにしていた気持ちが大きいほど、落胆も深くなってしまいます。
何度伝えても届かない相手に、どう向き合えばよいのか悩んでしまいますよね。
冷蔵庫の食べ物を勝手に食べる夫
ある週末のこと、私は翌週の仕事に備えて作り置きをしていました。
夕食で残った唐揚げを翌日のお弁当に入れようと思い、保存容器に詰めて冷蔵庫の奥へ。
さらに、自分へのご褒美として楽しみにしていたプリンも購入。
これだけは死守したくて、わざわざ名前を書いた付箋まで貼っていたのです。
ところが翌朝、冷蔵庫を開けた私の目に飛び込んできたのは、空っぽの保存容器でした。
プリンにいたっては影も形もありません。
思わず「また…?」というため息がこぼれました。
夫に聞いてみると、悪びれる様子もなく「夜中に小腹がすいたから食べた」との返事。
私が「名前書いてたよね?」と伝えても、まったく響いていない様子です。
それどころか「置いてあるから食べただけ。そんなに大事なものだった?」と、逆に不思議そうな顔をしてきます。
その表情を見た瞬間、こちらのほうが言葉に詰まってしまいました。
実は、こうしたことが起きたのは初めてではありませんでした。
翌日のお弁当用に取っておいたおかず、朝食用のパン、楽しみにしていたスイーツ。
気づけばいつも夫が先に食べてしまい、私は何度もがっかりさせられてきたのです。
注意しても「食べ物は早い者勝ちだろ」と笑って済ませるだけで、改善する気配は少しもありません。
言葉で伝わらないのであれば、別の方法を考えるしかないと腹をくくりました。
そんなある日、私は仕事中にふと思いついたのです。
食べられたら困るものを、あえて夫が絶対に手を出さない状態にしておけばいいのではないか、と。
帰宅した私は、さっそく作り置きの保存容器に仕込みを始めました。
見た目は普通の料理に見えるようにしつつ、中身を全部、夫が苦手な食材だけで固めたのです。
たとえば、肉じゃが風に見せかけて中身は全部こんにゃく。
卵焼き風に見せかけて中身は全部ほうれん草、という具合です。
翌朝、夫はいつものように冷蔵庫を開けて「昨日の残りどこ?」と聞いてきます。
私は表情を変えないまま「保存容器に入ってるよ」とだけ答え、その様子をそっとうかがっていました。
しばらくして、ふたを開けた夫が「…これ全部こんにゃく?」と固まりました。
私は「私の食べ物を勝手に食べるなら、こうなるよ」と静かに伝えたのです。
そこでようやく、勝手に食べられて困っている人が目の前にいるのだと理解したようでした。
その日以来、夫は冷蔵庫を開ける前に「これ食べていい?」と必ず確認してくれるようになりました。
私も「聞いてくれれば何も問題ないよ」と伝えています。
我が家の食い尽くし問題は、こうして少しずつ改善に向かっています。
(30代/女性)
最後に
何度言葉を重ねても届かない相手には、伝え方そのものを変える必要が出てきます。
今回の一件は、実際に体験してもらうことでようやく気持ちが伝わると教えてくれました。
まずは冷蔵庫の中に、家族で分け合う場所と手をつけない場所を作ってみてください。
線引きを目に見える形にしておくだけで、我慢する回数はぐっと減っていくはずです。
(Grapps編集部)
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに、個人の特定を避け記事化しています
※この記事は一部AIを使用し作成しています
