「すぐ帰るから」という言葉を信じて送り出した相手と、突然連絡が取れなくなったとしたらどうでしょうか。
時間が経つほどに、頭の中は最悪の想像で埋め尽くされていきます。
まして一緒にいるのが幼いわが子となれば、その不安はやがて恐怖へと変わっていくはずです。
たった数時間の沈黙が、家族の形を大きく揺さぶってしまうこともあります。
「息子を公園に連れて行く」と出かけた夫が、3時間も音信不通になって
2ヶ月前の土曜日、夫が「息子を公園に連れて行く」と言って、2人で出かけていきました。
私は家に残って洗濯を片付けながら、1時間もすれば帰ってくるだろうと軽く考えていたのです。
ところが2時間経っても玄関のドアが開く気配はありません。
電話をかけても夫は出ず、送ったLINEはいつまでも既読になりませんでした。
嫌な予感がして公園まで走ったものの、そこに2人の姿はなく、全身から血の気が引いていくのがわかりました。
私はすぐに110番と児童相談所へ連絡し、警察の方が捜してくださることになったのです。
連絡が取れない間、私は本当にダメかと思いました。
もし息子が誘拐されていたら、事故に遭っていたらと考えるたび、震えが止まらず…。
ようやく夫から着信があったのは、3時間ほどすぎたときでした。
返ってきたのは「今、公園で会った友達と飲んでる。息子は違うママさんに預けてきた」という、あまりにも軽い言葉でした。
(ありえない…冗談でしょ?嘘だと言ってよ…)
思わず頭が真っ白になりました。
聞けば公園で会った友達と飲みに行きたくなったらしく、息子をその場にいたママさんに預けそのまま飲みに行ったというのです。
つまり息子は、あまり面識のないママさんと一緒にいることを言いつけられ、ママさんにも多大なる迷惑をかけていたことになります。
それなのに夫は「ちょっとくらい大丈夫だろ」と悪びれる様子すら見せませんでした。
すぐに私はママさんを探すことに…幸い、公園のすぐ近くの家に住んでいて、公園での騒ぎを聞きつけ出てきたママさんと会うことができました。
公園で息子を押しつけられたあと、ママさんは息子を家で見てくださっていたようで…。
ママさんには誠心誠意謝罪し、その後は警察への連絡や各所への対応に追われました。
思えば夫は普段から育児を軽く見ていて「男が子どもの面倒を見るのは恥ずかしい」が口ぐせで、オムツ替えひとつしたことがなかったのです。
その日も出かける前に「すぐ帰るから」と言い残し、心配する私の忠告を完全に無視していきました。
後から知ったのですが、公園でほかのママさんたちに「奥さんに怒られるよ」と声をかけられたときも「うるさい、俺の勝手だろ」と逆ギレしたそうです。
自分の行動が誰をどれだけ追い詰めているのか、まるでわかっていない人でした。
騒ぎが落ち着いたあと、警察の方は私に「よく連絡してくれました」と言ってくださり、逆に夫は厳重注意を受けることになりました。
それを見て、やっと少しだけ息ができた気がします。
しかし、あの3時間に感じた恐怖を、私はきっと一生忘れられません。
限界を感じた私は、息子とともに実家に身を寄せることにしたのでした。
(30代/女性)
最後に
大切な人からの連絡を待つ時間が、これほど怖いものだと思い知らされる出来事でした。
子どもの安全は、ほんの少しの気のゆるみで簡単に崩れてしまいます。
・出かける前に行き先と帰宅予定の時間をお互いに共有しておく
・子どもを誰かに預ける場合は必ずその場で相手に連絡を入れる
・連絡が取れないときはためらわず警察や公的機関を頼る
危機感のずれは、日ごろの話し合いを重ねることで少しずつ埋まっていきます。
おかしいと感じた自分の勘を軽く見ず、守るための行動を選べたなら、その判断はきっと家族全体を支える力になるはずです。
(Grapps編集部)
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに、個人の特定を避け記事化しています
※この記事は一部AIを使用し作成しています
