高校生になった子どもの行動や態度の変化に、戸惑いや寂しさを感じた経験はありませんか。
成長期特有の反抗期と重なると、どのように向き合えばよいのか悩んでしまうものです。
今回は、お弁当作りを通して反抗期の息子と心の距離を縮めていった女性の体験談を紹介します。
それでも私は、お弁当を作り続けた
高校に入ってしばらくした頃から、息子が急にお弁当を嫌がるようになりました。
中学生までは「唐揚げ入れて!」「卵焼き甘めで!」と普通にリクエストしてくれていたのに…。
高校生になると会話自体が激減していったのです。
ある朝、お弁当を渡そうとしたら「いらない」と無表情で言われました。
理由を聞いても「別に」「購買で食べるから」としか返ってきませんでした。
最初は友達と食べたい年頃なのかなくらいに思っていたのですが…。
数日後、洗い物をしていたとき、未開封のまま捨てられていたお弁当箱を発見。
朝5時半に起きて、栄養を考えながら毎日作っていたので、正直かなり堪えました。
問い詰めると息子は「冷めた弁当まずい」「みんなコンビニなのにダサい」と吐き捨てるように一言。
さらに「母親感が強すぎて恥ずかしい」とまで言われ、思わず涙が出そうになりました。
悔しくて、もう作るのをやめようかとも思ったほどです。
でも、夫が単身赴任で家にほとんどおらず、息子の健康を守れるのは自分しかいないという気持ちもありました。
だからこそ、何も言わずに毎朝お弁当を作り続けた私。
本人が好きだったおかずを中心に、見た目も地味なお弁当に変えたのです。
それでも最初の数ヶ月は、ほとんど手をつけていない日もありました。
「もう作らなくていいって言ってるだろ!」とお弁当箱を乱暴に置かれたこともあります。
でも私は「わかった」とだけ返し、翌日も普通に作りました。
すると3日後の体育祭の日、家を出る直前に息子が小さな声で「今日の弁当、唐揚げ入ってる?」と聞いてきたのです。
私は驚きながらも「えっ!?入ってるよ」と答えました。
すると、息子は少しだけ気まずそうに「…じゃあ持っていく」と言って、お弁当をバッグに入れて出て行きました。
そしてその日以降、息子は少しずつお弁当を残さなくなったのです。
そんなある日、空っぽのお弁当箱の中に「唐揚げうまかった」とだけ書かれた小さなメモが入っていて、台所で1人で泣いた私。
単身赴任中の夫にもすぐに喜びの連絡を入れました。
(40代/女性)
最後に
子どもが成長するにつれて、思春期特有の壁にぶつかる場面も少なくありません。
激しい言葉や素っ気ない態度を取られると戸惑うものですが、親としての愛情や存在そのものを拒絶しているわけではないと捉えることが大切です。
このような場面では、一定の距離感を保ちながら日常を送り続けることを意識してみてください。
反抗的な言葉をかけられても静かに受け流すことで、子どもは家が安心できる場所であると認識します。
過剰な干渉を控えつつ、好きな食べ物をさりげなく用意するような静かなサポートを積み重ねることが、子どもの心を穏やかにほぐす一助となるはずです。
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに、個人の特定を避け記事化しています
※この記事は一部AIを使用し作成しています
