子どもを預ける場面では、大人同士で安全に関する考え方を共有しておくことが欠かせません。
無断で行き先を決められたうえ、安全への配慮が十分でなければ、家族間の信頼にも影響するでしょう。
今回は、息子を義母に預けたことで、思いがけない不安に直面した女性の体験談を紹介します。
危険な裏山

息子が小学生になり、初めての夏休み。
私は仕事があるため学童に預けようとしていましたが、義母が頑なに息子を預かると言って聞きませんでした。
そして、仕方なく、義母に預かってもらうことに…。
しかし義実家の裏山には、地元の人にしかわからない入り組んだ道や、流れの速い川があります。
好奇心旺盛な年ごろの息子が遊ぶには危ない気がして仕方ありません。
息子を預けるときには、義母に裏山で遊ばせないよう念を押そうと決めました。
裏山に行かないように伝える

翌日、私は「ではくれぐれも…」と念を押しました。
しかし義母は「はいはいわかったわよ。早く行きなさいよっ」と軽い調子です。
それでも私は一抹の不安を拭いきれませんでした。
息子の洋服が違う

夕方、迎えに行くと、息子の服が朝と違うことに気づきました。
義母は気まずそうに「えっと…」と言い淀みます。
もしやと思い「…まさか川に行ったんですか?」と詰め寄ると、義母の顔がこわばりました。
川に連れて行った義母

「あれほど川は危ないと言ったのに!」
すると義母は耳をふさぎながら言います。
「あーもううるさい!リョータが楽しんでいたんだからいいでしょ!」
「あんたは年寄りの楽しみを奪うつもりかい!?」
逆ギレする義母に、私は絶句しました。
義母は開き直る

義母は悪びれる様子もなく言います。
「リョータが川遊びをしたいって言ったんだからしょうがないでしょ!」
「孫のやりたいことをやらせてなにが悪いの!?」
その開き直りぶりに、私は義母になにを言っても無駄だということを察したのでした。
こうなれば、息子にキツく言い聞かせるしかありません。
首をかく息子

「いい?お父さんもお母さんもいないときに、川遊びは絶対にダメよ!」
自宅への帰り道、私は運転しながら念を押しました。
しかし気のない返事をする息子の様子がおかしいことに気づいたのです。
「ん?首かゆいの?」
「うん、車に乗ってからかゆくなった」
息子はしきりに首をかいています。
ねえママ

肌の状態を確認し、帰ったら薬を塗ろうと告げ、車を走らせます。
すると息子は嬉しそうに「ねえママ聞いてー、今日おばあちゃんがケーキ買ってくれたんだよー」と話し始めました。
思いがけない言葉に、私は「え…?」と絶句します。
息子は小麦アレルギーがあるのです。
ケーキを食べた結果…

「お米の、僕も食べていいケーキって言ってたんだー」
息子の言葉に、私は血の気が引きました。
米粉のケーキだとしても、小麦粉が微量に含まれていたり、小麦製品を扱う工場で製造されていたりすることがあります。
まさかさっきから首をかいていたのは、そのせいなのではないか…。
私は青ざめながら、急いで病院へ車を走らせました。
アレルギー反応

診察した医師は、案の定「小麦アレルギーですね」と言いました。
幸い早めに病院へ連れて行けたことと、口にした量がわずかだったことで、症状はひどくならずに済みました。
しかしもう黙ってはいられません。
私は帰宅後、夫から義母に注意してもらおうと事態を報告することに決めたのでした。
最後に
子どもの安全に関わることでは、身近な人であっても守るべき線引きを明確にすることが大切です。
危険な場所へ無断で連れていく、勝手に食べ物を与えるなど、事前の約束が守られない場合は、預ける場所や時間を見直す必要もあるでしょう。
また、子どもの様子に異変を感じたときは、原因を責めることより先に体調と安全の確認を優先してください。
安心して預けられる条件を具体的に決めておくことが、同じ問題を防ぐ助けになります。
作画:屋田もう
※この記事は一部AIを使用し作成しています
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに、個人の特定を避け記事化しています
