日々の育児や家事に追われる中、ほんのわずかな自分の時間は心と体を守るために欠かせないものです。
しかし、その大変さが一番身近な存在に伝わらず、すれ違いが生じてしまうことも少なくありません。
今回は、ワンオペ育児の大変さを理解してくれない夫に対し、実際の育児を丸ごと任せることで意識改革を促し、協力的な関係を築いた女性の体験談を紹介します。
趣味の時間を否定してきた夫
子どもが2歳頃の話です。
当時の夫は帰宅が遅いことも多く、食事の準備、お風呂、寝かしつけ、夜泣き対応までほとんど私が1人でこなしていました。
毎日家の中にいるとはいえ、自分の時間はほとんどなく、子どもが寝た後に30分ほど好きな手芸をするのが唯一の息抜きでした。
小物を作るだけなのでお金もほとんどかからず、その時間があるから何とか毎日の育児を頑張れていたと思います。
ところがある休日、子どもがお昼寝をしている間に手芸をしていると、ソファでスマホを見ていた夫が「そんな暇があるなら掃除でもしたら?」と言ってきたのです。
その日は朝から洗濯も食器洗いも終わらせ、部屋も片づけていたので驚きました。
さらに「趣味なんて育児が終わってからやればいい」「家にいるんだから時間はいくらでもあるだろ」と言われ、さすがに我慢が限界に。
その日の夕方、私は「じゃあ今日は全部お願い」と言って、夕食の準備以外の育児を夫に任せました。
おむつ替え、食事、お風呂、着替え、寝かしつけまでやってもらうことにしたのです。
私は近くで最低限のフォローだけをして、口は出さずに見守ることに。
最初は「余裕だろ」と言っていた夫でしたが、子どもは思うようにご飯を食べず、お風呂では泣き、寝かしつけでは何度も起き、予定よりかなり時間がかかっていました。
ようやく寝た頃には夫がぐったりしてしまい「こんなに大変だとは思わなかった」と小さな声でつぶやくのがやっとな様子でした。
私は毎日これを朝から晩まで続けていること、息抜きの30分まで否定されたら気持ちが持たないことを落ち着いて話しました。
夫に育児を一通り任せたことで現実を知ったようで「軽く考えていた、ごめん」と謝ってくれました。
(20代後半/女性)
最後に
相手に自分の負担や気持ちを理解してもらうには、口頭での説明だけでなく、実際に感じてもらうことがとても効果的です。
言葉だけで伝えようとすると相手に伝わりきらない部分も、実際に同じ立場を味わってもらうことで、その負担や苦労を客観的に認識できるようになります。
日々の役割分担や息抜きの時間で悩んだ際は、相手を責めるのではなく、一度家事や育児のタスクを丸ごと任せてみる機会を作りましょう。
お互いに苦労を共有したうえで、具体的にどの時間を相手に任せるか、どのように息抜きを確保するかを話し合って決めていくことが大切です。
そのように、同じ目線で向き合うきっかけを作ることで、良好な協力関係を築くことができるでしょう。
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに、個人の特定を避け記事化しています
※この記事は一部AIを使用し作成しています
