子どもが学校で苦しんでいるとしたら、親として向き合いたいと思うはずです。
けれど、夫が「大したことない」と受け流したら、どんな気持ちになるでしょうか。
子どもの異変に気づいたとき、親としてどう動くのか。
その温度差が、家族の形を大きく左右することもあるのです。
息子のいじめを放置した夫
夫は40代で、家のことにも息子のことにもほとんど無関心な人です。
一方の息子は中学生で、人の気持ちに敏感な繊細な性格をしています。
あれは去年の秋、息子が中学2年になった頃のことです。
学校から帰ってくると、息子はいつも疲れ切った顔をしていて、通学カバンを置くなり自室に閉じこもるようになりました。
以前は食卓で学校の話をしてくれていたのに、それもぱたりとなくなったんです。
私は胸騒ぎを覚えて「何かあった?」と聞きましたが、息子は黙って首を振るだけ。
それ以上踏み込めないまま、もやもやした日々が続いていました。
ところがある日、洗濯をしようとした制服のポケットから、破られたノートの切れ端が落ちてきたんです。
そこには明らかに悪意のある落書きが…。
私はすぐに夫へ相談しました。
けれど夫はテレビから目を離すこともなく「そんなの気にするな。いじめられる方にも原因があるだろ」と言い放ったのです。
数日後、とうとう息子は学校へ行けなくなりました。
私は学校へ連絡し、その3日後、担任と話し合いを進めることに。
それでも夫は「過保護すぎる」と不満げで、私と息子のことをどこか他人事のように眺めていたのです。
しかし、担任から「複数の生徒による継続的な嫌がらせが確認されています」と説明された途端、夫の顔色が変わりました。
息子がどれほど孤独な戦いをしていたのかを知り、夫はようやく事態の重さと、自分の態度の取り返しのつかなさを理解したようです。
帰宅後、夫は息子の部屋の前で立ち尽くし「俺がもっと早く気づいてやれば…」と呟きます。
その背中を見ながら、私はもっと早くこうなってほしかったと思いました。
(40代/女性)
最後に
子どものSOSは、決して大きな声では届きません。
だからこそ、身近な大人が「気のせい」と片づけてしまえば、子どもはますます孤立します。
子どもの様子に違和感を覚えたとき、夫婦でできることを考えてみてください。
・「いつもと違う」と感じた時点で、夫婦で情報を共有する
・子どもを責めるのではなく、まず安心できる居場所を家庭の中につくる
・学校や第三者に相談し、家庭だけで抱え込まない
目の前の事実を一緒に確かめれば、足並みは揃えられるはずです。
子どもの小さな変化を見逃さない家族でいたいですね。
(Grapps編集部)
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに、個人の特定を避け記事化しています
※この記事は一部AIを使用し作成しています
