もし、子どもが1人のときに見知らぬ人物が訪ねてきたら…。
「知らない人が来ても玄関を開けないで」と何度も言い聞かせていたとしても、いざそのときが訪れたら、子どもはどう動くかわかりません。
親の教えが試される瞬間は、ある日突然やってくるものです。
娘から震える声で電話が…
私は、夫と小学5年生の娘の3人家族です。
夫が長期出張で家を空けていた、ある日の出来事でした。
当時、娘は学校から早く帰宅し、私は仕事の都合で1時間ほど遅れて帰る予定でした。
娘には「知らない人が来ても絶対に玄関を開けないでね」と何度も言い聞かせていたので、その日も特に心配することなく、安心して仕事をしていました。
ところが仕事中、娘から震えた声で電話がかかってきたのです。
「ママ、誰かがドアをガチャガチャしてる…」と娘が言います。
最初は宅配便かと思ったものの、インターホンに何度出ても無言で…。
玄関のドアノブを回す音が繰り返され、窓の外からのぞき込む人影まで見えたとのこと。
私は「そんな…」と絶句し、すぐに110番するよう娘に伝え職場を飛び出します。
娘は教えたとおり鍵を二重に確認し、電気を消して部屋の奥へ避難したそうです。
そして警察へ住所を伝えて「知らない人が家に入ろうとしています」と説明。
数分後、不審者は近所の防犯カメラにも映るほど堂々と庭へ入り込み、勝手口まで回って侵入しようとしたのです。
しかし警察官が到着すると、不審者はあわてて逃走。
近所の方の証言や防犯カメラの映像のおかげで、その日のうちに身柄を確保されました。
空き巣の常習犯だったそうで、子どもだけの家を狙っていたことも判明。
もし娘が玄関を開けていたらと思うと、今でも背筋が凍る思いがします。
帰宅した私は、泣きながら抱きついてきた娘を見て胸が締めつけられながらも「怖かったのによく電話してくれたね。本当にえらかった」と何度も褒めたんです。
警察官からも「お子さんが玄関を絶対に開けず、すぐ通報した判断が命を守りました」と言われ、娘も少し安心したようでした。
日ごろの言い聞かせは無駄ではなかったのだと、肩の力が抜けたのを覚えています。
その後は防犯カメラを増やし、補助錠や防犯ブザーを設置。
そして、留守番中のルールも改めて確認しました。
家族全員が防犯意識を以前より高めるようになった出来事でした。
(30代/女性)
最後に
子どもだけで留守番をさせる時間は、どの家庭にも起こり得るものです。
この体験談で光ったのは、日ごろから繰り返し伝えていたルールが、いざというときに実際の行動につながったという点でしょう。
子どもの判断力は、普段の積み重ねによって育つのかもしれません。
だからこそ、次のような備えを意識してみてください。
・留守番中の行動を具体的な言葉で繰り返し伝える
・110番のかけ方や住所の伝え方を、実際に練習しておく
・補助錠や防犯ブザーなど、子どもが自分で守れる仕組みを家に用意する
備えは、安心して子どもを送り出すためのお守りのようなものです。
家族で話し合う時間が、大切な人を守る力になっていくはずです。
(Grapps編集部)
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに、個人の特定を避け記事化しています
※この記事は一部AIを使用し作成しています
