電車で座っていると…「席を譲ってほしい」妊婦さんからのお願い。しかし直後⇒妊婦さんへの”返答”で車内が気まずくなった話

妊娠初期はお腹の膨らみがわかりにくく、体調のつらさが伝わりにくい時期でもあります。
混雑した場所では、予期せぬ出来事に焦ってしまうこともあるのではないでしょうか。

今回は、電車内で臨月の妊婦さんに席を譲ってほしいと声をかけられた妊娠初期の女性が、思わぬ困惑と周囲の温かさに包まれた体験談を紹介します。

妊娠中の私の目の前に…

ある平日の朝8時頃、通勤ラッシュの電車での出来事です。
私は妊娠3ヶ月で、お腹は目立ちませんがつわりがピークでした。
幸い席に座れましたが、激しい吐き気と貧血でバッグのキーホルダー(マタニティマーク)を外側へ整える余裕すらなく、ただ目を閉じて耐えていました。

すると次の駅で、お腹が大きい妊婦さんが乗ってきました。
その方は私の目の前に立ち、申し訳なさそうに「すみません、体調がつらくて…席を譲っていただけますか?」と声をかけてきたのです。
周囲の視線が一気に私へ集まり、パニックに。
譲るべきなのはわかっていても、私も立ち上がれば倒れてしまいそうな状態です。
私は顔を真っ赤にして「あの、すみません…私も妊娠初期でつわりが酷くて…」と蚊の鳴くような声で答えるのが精一杯でした。

妊婦さんは「えっ、そうだったんですか!?」と驚き、車内には気まずい空気が流れました。
申し訳なさから立ち上がろうとしても体が動かず、妊婦さんも目の前に立ったままで周りの乗客も見て見ぬふりでした。
すると次の駅で、近くに座っていた年配女性が「あなたも大変ね」と私に声をかけつつ、自身の席を立って臨月の妊婦さんに譲ったのです。
隣の乗客にも声をかけて席を調整してくれたおかげで、私たち2人は無事に座ることができました。

ホッとして腰を下ろした臨月の妊婦さんは「見た目じゃわからないつらさがありますよね」と優しく微笑みかけてくれました。
「お互い無事に出産しましょうね」と励まし合い、温かい気持ちで電車を降りたのです。

この日以来、マタニティマークは座っていても周囲から一目でわかる位置へ、しっかりつけるようにしています。

(30代/女性)

最後に

妊娠中の体調変化や急な体調不良は、思わぬ場面で葛藤を抱えることがあります。
お互いの状況が目に見えないからこそ、すれ違いが生じるのは自然なことなのかもしれません。

公共交通機関を安心して利用するには、小さな工夫と周囲への配慮を意識してみてください。
座席に座るときでも、マタニティマークやヘルプマークをわかりやすい位置に掲示しておくことで、周囲に自身の状態をスムーズに伝えることができます。

どうしてもつらいときには無理に立ち上がろうとせず、落ち着いて自身の状況を言葉で伝えたり、周囲の乗客や駅員に助けを求めたりしましょう。
助け合いの循環を作ることで、妊娠中の方も安心して過ごせる環境が広がるはずです。

※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに、個人の特定を避け記事化しています
※この記事は一部AIを使用し作成しています

この記事を書いたライター