キッチンで料理をしている最中に、家電から聞き慣れない音がしたらどうしますか。
焦げたようなにおいまで漂ってきたら、冷静でいられる自信はなかなか持てないものです。
そんな非常事態のとき、頼りにしたい家族が思いもよらない行動に出たとしたら…。
驚きと不安で、頭の中が真っ白になってしまうかもしれません。
換気扇が止まった夜、夫が手にしたのは冷えたお茶でした
私は30代の主婦で、夫は30代の会社員です。
普段の夫はとても優しいのですが、ハプニングが起きると途端に焦ってしまうところがあるのです。
数ヶ月前の平日の夜、私は自宅のキッチンで夕食の準備をしていました。
すると突然、換気扇から「ボボボッ」と聞いたことのない異音が鳴り響いたんです。
同時に焦げ臭いにおいが広がり、換気扇はピタッと動かなくなってしまいました。
ちょうどコンロで魚を焼いている最中だったので、煙はたちまちリビングのほうまで立ち込めます。
私はどうすればいいかわからず、パニック寸前。
「大変、どうしよう、すぐにブレーカーを落とした方がいいかな!」と大きな声で叫んでしまいました。
すると、私の切羽詰まった声を聞いた夫が、ものすごい勢いでキッチンに飛び込んできたのです。
ところが夫はパニックのあまり、完全に頭が真っ白になってしまったようでした。
「一刻も早く火を消して冷やさなきゃいけないんだ」と口にすると、なぜかコンロの火ではなく、壁に備え付けられた換気扇本体に向かって突進していったんですよね。
我が家には消火器などあるはずもなく、いったいどうするつもりなのかと見ていると、夫は冷蔵庫の扉を開けました。
慌てて取り出したのは、キンキンに冷えた2リットルのペットボトルのお茶。
夫はそれを勢いよく開けると、あろうことか故障して動かなくなった換気扇の吸い込み口に向けて、バシャバシャと直接かけ始めたのです。
通電している機械にお茶をかけられた換気扇からは、さらにバチバチと危ない音が鳴り響きます。
私は「何してるの!電気製品だし余計に危ないでしょ!」と絶叫し、慌てて夫を止めに入りました。
夫はびしょ濡れになったキッチンと私の剣幕を見て、ようやく現実に戻り青ざめた表情で立ち尽くしていました。
キッチンの惨状、夫の情けない姿…まるで地獄のような光景に、私も呆然とするしかなく…。
後から冷静になった夫に「なんでお茶をかけたの」「どういう神経してるの?」と聞いてみると、返ってきたのは「とにかく冷やさなきゃいけないと思って、近くにあった冷たい液体がそれしかなかった」という答え。
しかも真顔でそう言うので、私は怒る気力もなくして、ただ呆れてしまいました。
もし夫が感電していたらと思うと、今でもゾッとします。
普段は頼りになる夫の意外な慌てぶりを知り、我が家の非常時の備えを見直すきっかけになった出来事でした。
(30代/女性)
最後に
突然のトラブルに直面すると、誰でも冷静さを失ってしまうものです。
焦ったまま動くと、かえって事態を悪化させてしまうこともあると、この体験談は教えてくれます。
いざというときに慌てないためにも、ブレーカーの場所や家電が故障したときの対処法を、普段から家族で話し合っておくと安心です。
消火器などの備えもあわせて見直し、落ち着いて行動できる我が家をつくっていきましょう。
(Grapps編集部)
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに、個人の特定を避け記事化しています
※この記事は一部AIを使用し作成しています
