親への仕送りは、夫婦の家計にも関わる大きな問題です。
特に毎月まとまった金額を渡す場合、善意だけで決めてしまうと、生活費や貯蓄などにしわ寄せが出るかもしれません。
今回は、義母への仕送りをめぐって夫婦の考えが食い違ってしまった体験談を紹介します。
頻繁にかかってくる電話

私には悩みがありました。
義母から頻繁に電話がかかってきて、そのたびに夫が自室にこもるのです。
そして数ヶ月後…。
「はあ!?」
義母の声が聞こえて…

夫の部屋から、義母の怒った声が聞こえてきました。
夫の電話から漏れ聞こえてきたのです。
(お義母さんの声だ…なにかあったの!?)
ただならぬ空気に、胸がざわつきました。
夫と義母が揉めている

私は夫の部屋の前まで移動し、耳を澄ませました。
「お、落ち着いてよ、母さん」
「無理に決まってるでしょ!?1ヶ月10万円の仕送りなんて…」
「1ヶ月10万円の仕送り」という言葉に、私は凍りつきました。
仕送りをしている…?

「少なすぎてやってられないわよ!」
電話の向こうの義母の声に、私は耳を疑います。
「そうだよね…物価も上がってるし。わかった、来月から15万円送るよ」
仕送りをしていることも初耳なのに、夫は勝手に増額まで決めてしまいました。
仕送りなんて初耳

(お義母さんに10万も仕送りしてたの?初耳なんですけど!?いつから?)
夫はへらへらと笑いながら「それでいい?母さん」と義母の機嫌を取っている様子です。
私は(よくないっつーの!)と今にも叫び出したい気持ちでした。
部屋から出てきた夫

「じゃあまた電話するよ」
夫は通話を終えて、部屋から出てきました。
扉を開けてすぐ目の前にいた私に、夫は目を丸くします。
私はそんな夫に、静かに声をかけました。
今の話はなに?

「なに…?今の話…」
夫は冷たい表情を浮かべ、なにを考えているのかわかりません。
どうして言ってくれなかった?

「どうして言ってくれなかったの?」
すると夫は「だって、言ったら反対しただろ?」と答えます。
「当たり前でしょ!?」
毎月10万円の仕送りなんて、我が家には高すぎます。
まさかの言葉

すると夫は、俯きがちに「冷たい女だな…」とこぼしました。
まさかの言葉に、私は「え?」と固まります。
「母さんは女手ひとつで俺を育ててくれたんだ。恩返ししてなにが悪いんだよ!?」
夫の顔は必死でした。
夫は怒ってしまい…

「そ…それは知ってるけど、そうじゃなくて…」
「もう寝る!」
無理やり話を終わらせるように、夫は乱暴に扉を閉めて出ていってしまいました。
仕送りをする余裕はない

夫の様子に、私は困惑するばかりです。
親を大事にするのはいいことです。
しかし、我が家にそんな余裕がないことも事実なのです。
そのとき、頭に鋭い痛みが走りました。
頭痛が多い

ふと、最近頭痛が続いていることに気づきました。
このときはストレスのせいかと思っていましたが…。
(うそ…まさか…!)
夫との言い争いがあった翌月、私はある事実を知ることになります。
妊娠していた

妊娠したことを告げると、夫はきょとんとした顔で「妊娠?」と問い返しました。
仕送りの件で揉めてから、夫とはきちんと話せていません。
「最近頭痛がすることが多くて…検査したの。そしたら…」
気まずい気持ちで事実を告げると、夫は凍りついたような表情を浮かべました。
夫婦の関係に新たな不安を抱えたまま、私たちはこれからの生活について考えることになったのでした。
最後に
親への援助を続けるなら、まず家庭の生活を圧迫しない金額なのかを確認することが大切です。
仕送りの目的や使い道、いつまで続けるのかを夫婦で共有し、片方だけが負担を抱えない形を決める必要があります。
また、反対意見を冷たいと片づけず、家計への不安として受け止めることも欠かせません。
無理なく続けられる範囲を明確にし、必要なら金額や方法を見直すことが現実的な対応になるでしょう。
作画:つるなこ
※この記事は一部AIを使用し作成しています
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに、個人の特定を避け記事化しています
