結婚が決まり、相手の家族に初めて会う日は誰でも緊張するものです。
もし、その場で義母から冷たい言葉を投げかけられたとしたら…。
不安になり、その後の付き合いを考えるだけで気が重くなってしまいますよね。
けれど、厳しい態度の裏には別の思いが隠れているかもしれません。
「お金は一円も出さない」と言った義母の本心
結婚の挨拶で初めて義実家を訪れた日のことです。
「母さんは少し不器用なだけだから」と聞いていましたが、玄関で私を迎えた義母は、開口一番「お金は一円も出さないわよ。あなたたちで勝手にやりなさい」と言い放ちました。
援助をお願いしたわけでもないのに突き放され、私はうまく返事ができませんでした。
その後も、結婚式の相談には「好きにして」新居の話には「私は知らない」と返されるばかり。
夫は慰めてくれましたが、私は嫌われているのだと思い込んでいました。
式の1ヶ月前、改めて挨拶に伺っても、義母は「当日は迷惑かけないように」と言うだけでした。
帰り際、玄関で靴を履きながら涙をこぼすと、義母に「ちょっと待ちなさい」と呼び止められます。
奥の部屋から戻った義母が差し出したのは、古い手提げ袋でした。
中には通帳と手紙が入っており、戸惑う私に、義母はそっぽを向いて「この子が生まれた日から少しずつ貯めてたの。新生活の足しにしなさい」と一言。
通帳には30年以上にわたる積み立ての記録が並び、手紙には私たちの新生活を願う言葉が綴られていました。
あの日の冷たい言葉との違いに驚き、すぐには何も言えなかった私。
「一円も出さない」は、素直に渡せなかった義母なりの強がりだったのかもしれません。
夫の「不器用なだけ」という言葉を思い出し、私は通帳を抱えたまま、ようやく「ありがとうございます」と伝えられたのでした。
(20代/女性)
最後に
義家族から冷たい態度をとられると、嫌われていると感じてしまうのは自然なことです。
けれど、言葉や態度がそのまま本心を表しているとは限りません。
素直に気持ちを伝えるのが苦手な人ほど、行動の中に思いを込めていることがあります。
その人がこれまで何をしてくれたかに目を向けてみると、見えてくるものがあるかもしれません。
時間をかけて歩み寄っていけば、ぎこちない関係も本当の家族らしいものに変わるでしょう。
まずは、相手の言葉の奥にある気持ちを想像することから始めてみてください。
(Grapps編集部)
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに、個人の特定を避け記事化しています
※この記事は一部AIを使用し作成しています
