皆さんは、普段電車やバスなどの交通手段は使いますか?
今回は、電車で人の優しさに触れたエピソードを紹介します。
妊娠中に座っていたら
数年前、妊娠中の私は電車通勤をしていました。
ほとんどつわりはなかったのですが、電車に乗るとどうしても気分が悪くなってしまいつらくてたまりません。
しかし、マタニティマークをつけていたので席を譲ってもらうこともあり、その日は優先席に座っていました。
すると近くにいたおばさんが「あら、妊娠は病気じゃないのよ?私に席を譲りなさいよ」と言ってきたのです。
降りる駅まであと2駅だったことと、言い返してもめたくなかったので私は席を立ちました。
優しいマダム
するとやりとりを見ていた、横に座っていた高齢のマダムが立ち上がり「妊婦さん、こっちの席に座ってちょうだい」と言って席を譲ってくれたのです。
さらに「無理をして何かあったら大変よ」「立ってるのは少ししんどいけど、子どもは日本の宝だからね」と、私と子どもを気遣う言葉をかけてくれたのです。
私の席を奪ったおばさんは居心地が悪くなったようで、すぐに席を立ち車両を移動。
マダムのおかげで、嫌な気分がスッとなくなりあたたかい気持ちになれました。
(40代/女性)
マダムを見習いたい
妊娠中に席を立つように言われたことをきっかけに、優しいマダムに声をかけてもらった女性。
電車は多くの人が利用しますが、マダムのように気を遣うことができるといいですね。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
(Grapps編集部)