他人の空似…?
なんとかその場を切り抜けた主人公。
もうあの女性とは、会うことはないだろうと思っていました。
その1週間ほど後のこと、夫が同じマンションに住んでいる課長夫妻を自宅へ招待したいと言い出します。
夫いわく課長は会社でも評判の人格者で、転職当時からとてもお世話になっているということです。
主人公も課長夫妻に会ってみたいと感じていたため、夫の提案を快諾。
そして食事会当日、到着した課長夫妻を見ると、なんとこの前車に乗り込もうとした女性がいました。
驚く主人公をよそに、その女性は課長の妻として挨拶。
この間とは打って変わった優しい雰囲気に、他人の空似かもしれないと主人公は思います。
イラスト:モナ・リザの戯言
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