皆さんは、家族に不満を持った経験はありますか?
今回は「血のつながっていない家族」にまつわる物語を紹介します。
※この物語はフィクションです。
イラスト:進撃のミカ
血のつながっていない家族
幼いころに両親をなくし、養父母とその息子である兄と暮らしていた主人公。
養父母は兄だけを溺愛し、主人公にはきつくあたっていました。
それでも主人公は、育ててもらった恩を感じていたため、家を出て行かずにいたのです。
そんなある日、主人公は養父母から呼び出され…。
給与明細を見た義両親
養父母は主人公の給与明細を見たと言い「手取り10万円なのね、もうこの家から出ていってくれ」と言われました。
主人公を見下した養父母が、主人公の両親まで侮辱したことで出ていく決心がついた主人公。
出ていくと伝えると、養父母は「二度と帰ってこなくていいわよ」と言いました。
しかし主人公が家を出てすぐ、養父母から「戻ってきて」と連絡がきたのです。
なんと養父母が見た給与明細は本当は兄のもので…。
育ててもらった恩を感じ、今まで家の光熱費を払っていた主人公。
養父母は、兄の給与が低いことも、主人公が光熱費を払っていたことも知らなかったのです。
主人公を追い出したせいで光熱費が払えなくなり、養父母は途方に暮れるのでした。
我慢の限界で家を出た
何も知らず主人公を冒とくしていた養父母。
主人公が我慢の限界で家を出たことにより、自分たちの行いを後悔することになったのでした。
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(Grapps編集部)