「お兄ちゃんでしょ?」「ママなんか大っ嫌い!」妹が生まれてから構ってくれない母⇒翌日「プルルル」突然かかってきた電話に顔面蒼白

皆さんは、家族との関係に悩んだ経験はありますか?
今回は「息子がお兄ちゃんになるまでの話」を紹介します。

※この物語はフィクションです。


イラスト:進撃のミカ

母に変化が

両親と幼い妹と暮らす主人公。
妹が生まれてから、母は怒ってばかりで主人公に構ってくれなくなりました。

そんなある日、主人公が妹の寝顔を見ていたときのこと。
妹が突然泣き出したため、主人公は見様見真似で妹を抱きあげました。

すると母は主人公が妹を泣かせたのだと勘違いして、怒ったのです。
「お兄ちゃんなんだから甘えっぱなしじゃダメ」と言われた主人公は…。

言ってはいけない言葉


出典:進撃のミカ
話を聞いてもらえなかった主人公は「ママなんか大嫌い!」と大号泣。
そして翌日まで部屋にとじこもっていたのです。

翌日、主人公は9歳の誕生日を迎えました。
主人公が家でぼーっとしていると「プルルル」と電話が鳴って…。

その電話は、ケーキを買いにいった母が交通事故に遭ったと知らせるものでした。
主人公は目を覚まさない母の前で、昨日の喧嘩を思い出して顔面蒼白。

すると父はそんな主人公に、母からの手紙を渡してくれて…。
そこには「昨日の夜はごめんなさい、あなたのことは大好きよ」と書かれていたのです。

主人公は母の本当の気持ちに涙して、母の目覚めを待つのでした。

やっとわかりあえた

妹の世話で忙しく、主人公には構えなくなっていた母。
母の愛がなくなったわけじゃなかったのだと気づけた主人公のエピソードでした。

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(Grapps編集部)

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